宮本市長が、谷津干潟のアオサ除去活動のテレビ番組で自分をアピールするため、胴長やレーキを多数購入させ、まるで関係ない下水道工事に上乗せして支払った、という不正事件に端を発した「下水道課不正事件」が新たな展開を見せています。
(不正事件の発端となった宮本市長による「胴長・レーキ」大量購入事件)
習志野市は、この「胴長・レーキ」大量購入事件の後も、契約を結ばないで特定の業者に口頭で工事を発注し、その工事費も下水道工事に上乗せして19回も「虚偽公文書作成」を行う、という、やりたい放題の「違法行為」を繰り返していたことが、メディアでも大きく報道されました。この「下水道課不正事件」、とうとう3月18日に市民オンブズマンが県警本部と千葉地検に告発状を提出し、事件の全容解明に向かって大きな一歩を踏み出しました。
(朝日新聞の記事より)
習志野市の不正発注問題 市民団体が告発 虚偽公文書作成の疑い
(東京新聞の記事より)
県警などに告発状 市民団体
習志野・下水道課不正
習志野市下水道課職員が契約せずに業者へ発注し、その費用を捻出するため、別の工事などに費用を上乗せしていた不正発注問題を巡り、同市の「市民オンブズマン習志野」が18日、県警本部と千葉地検に告発状を提出した。
(中略)
同オンブズマン共同代表で同市議鴨登志さんは、情報開示請求をしてもほぼ白紙回答だったとし、「市の隠蔽(いんぺい)体質が一番の問題だ」と話す。
(千葉日報の記事)
習志野市の不適切会計 市民団体が告発状提出
習志野市下水道課で不適切な会計処理が繰り返されていた問題で、同市の市民団体「市民オンブズマン習志野」は18日、工事費用を分割して別の工事の見積書に上乗せて発注したことは虚偽公文書作成罪にあたるとして、不正に関わったとされる当時の職員7人の告発状を県警本部と千葉地検に提出した。
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