こんにちは

墨田区押上、江戸川区西小岩の

バレエとピラティスの教室

SumisumiPilates&BalletのSumikaです。


本日1月20日は大寒ですね。

私の誕生日でもあります。

誕生日にジャンプ写真投稿してましたが、一昨日から体調崩し回復しましたが、ジャンプはまた今度できたらします。



今日で51歳になれました。

38歳の時、病気になり手術と抗がん剤を経験したのは、ご存知かと思います。

その時に感じた事、思った事が

今の私を作っているものだと思います。

今、普通の何でもない日が幸せだと感じるのは、それがあったから。

・子どもの為に食事を作ることも
・お風呂掃除しているときも
・買い物して重たい荷物を運び、やっと玄関までついたと思うことも
・友人に会うことも
・皆さんに会ってピラティス指導、バレエ指導できることも

全てが本当に幸せと感じられます。
でもこれは
第一に健康あっての事です。



38歳の入院中に何が辛かったか、と言うと

抗がん剤を連投されての副作用は凄まじいものでしたので、
髪が抜けるのは痛くないのでそれほど辛くないけれど、吐き気、だるさは半端なくきます。そのせいで自分が自分でなく

なっていくのです。

一番辛いのは「心」だったのです。
鬱になってたのかなぁと、
今思うとそうかもしれない。

心が辛かった。


3歳、7歳の娘たちを夫や義母、母に任せ 
1人での入院の中で、

娘たちの写る笑顔写真が

始めの頃は私を励ましてくれていました

が、

治療が進むにつれて、心が壊れていきました。

すると、その写真に写る励ましであった可愛い笑顔が

私に対して「ママが居なくても楽しいよ」みたいに見えてきてしまい、とてもとても悲しくて。
何度か泣きました。

写真を見たくない気持ちにまでなってしまうのです。

夫も優しく「治ったらどこいきたい?」「何食べたい?」「なにしたい?」
と聞いてくれていましたが、

でも私には
「したい」「たべたい」「行きたい」

「たい」
が思い浮かばなくなりました。

だってやりたい気持ちが沸き上がってこないのですもの。生きているだけで精一杯。

と、ここまではネガティブな事を書いてますが、
何とか、「⚪にたい」だけは思わなかったのが救いです。


退院して
まだ体はフラつきながらも、
キッチンで寄りかかりながら
娘たちに「目玉焼き」を作ってあげられた時に

「幸せ」

を感じました。


だから
誰かに何かをしてあげられる事は幸せなのです。
それが好きな人でも、そうでない人に対してもです。
してあげられる事は幸せなのです。

そして、「何かやりたい」「行きたい」「食べたい」

「たい」が沢山あることは

幸せなのです。

健康があっての事ですが。

誕生日、めで たい❗



sumi