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さつまいもの難病「基腐病」
カビの仲間、糸状菌が原因で決め手の無い病気です。
農研機構をはじめとする研究機関から
対策マニュアルが出ています。
病原菌を持ち込まない。
病気に侵された株や芋を圃場から出す。
排水をよくする。
などが載っています。

ところが、一部の圃場では病気に侵された芋がそのまま圃場に廃棄されています。
回収する手間・費用がなく、
回収した芋の処理費用の捻出ができないようです。
病原菌の残ったまま、次回もさつまいもを作付するそうです。

薬剤処理では発生を抑えることができません。
ウイルスフリー株から苗づくりをしても
圃場で感染する可能性が大きい。
微生物による拮抗作用での抑制手法では
高度の土壌改良をする必要があります。
経営を考えるとかなりハードルの高い判断が求められます。
根本的なところから対策法を練り直す必要がありそうです。