着物姿を写真に撮られるときのポーズ | すみれのキモノ笑う日々

すみれのキモノ笑う日々

週末着物ではありますが、着付けに悩みコーディネートに失敗するちょっと笑える着物のお話、日々のアレコレをつづります。

某キモノ雑誌の「着物の集い拝見」のページ。




イベントの一般参加者をお一人ずつ写した写真なのですが、
数人を除いて 皆さん見事に左斜めに構えておられます。
中には、左足のかかとをほんの少し浮かせて
ちょっと腰をくねらせ、「柳腰」を演出したポーズも。

着物を着始めた頃の私はこれを見て
「なぜ全員同じポーズで同じ方向を向いているのか」と
すごく驚きました。

もっと正直に言うと、
何かの標本を見ているようで不気味だったのです。

また、とある着物パーティに行ったときのこと。
専属カメラマンさんがひとりずつ撮ってくださるのですが
そのときも右斜め前に立った私に対し、
カメラマンさんから「左を前にして斜めに立ってください」と指導。
気付けば、私以外の方は皆 その同じポーズを取っていました。

もはやこのポーズは着物写真の決まり事のようにも思えます。

ただ、一応筋の通った理由はあるわけです。
真正面から撮ると太ってみえるので斜めのポーズを撮るわけですが、
訪問着や留袖など、着物の上前の模様を強調するためにも
体の左を前にするのですね。
「柳腰」に見せるために、左足は膝のところをちょっと曲げて
右足に沿わせる。

こんなサイトもあります
「日本和装・きれいな写真の撮られ方」

ちょっと抜粋してみました。

背筋を伸ばして胸を張り、カメラに対して体をやや斜めに向けますが、
このとき丹田(下腹)を意識してお腹を引っ込め、ヒップを少し後ろに
突き出すような感じにすると、すっきりとスリムな姿に。 体を向けた
ほうの足を軸足に、その親指に重心をかけると体が自然と伸びます。
反対の足は少し膝を曲げ、つま先を軸足に添わせて。指はなるべく
揃えて手を小さく見せることも忘れずに。



有名な着物スタイリストさんも、
着物ブロガーさんたちも
皆さんこのポーズがとても多いですね。

しかし。
ワタクシ、実際にそのポーズを真似しようとすると
「ああ、今あの教科書どおりのポーズを取ってるんだ」
「あの標本写真みたいになってるのかな」という気恥ずかしさが
先に立って
「ぷぷぷ」と笑ってしまうのです。

頭では、そのポーズが最も着物姿を美しく見せることも理屈としてわかるのです。
でも、どうしても受け入れられない自分がいる・・・
「どうしてそのポーズじゃないとダメなの?」と。

洋服のときと違って
着物はどうしても動的なポーズを取りにくい。

でも、生きて動いている私たちが身にまとうものなのだから、
お話に夢中になって腕を上げていたり
大股でどこかへ向かっていたり、
そんな自然な動きのままに
裾が揺れていたり
袂が風をはらんでいる、
そんな様子が捉えられるとステキだなと思います。

あるいは、
ただただ立っている。
真正面だろうが後姿だろうが、自然にストン、とそのまま立っているだけの姿。
すうっと背筋を伸ばしているだけで、着物・洋服関係なく
美しく見える立ち姿。
そういうのもきっとステキ。

意識しすぎない姿の方が、着物には似合うのかもしれません。

私の話に戻りますが、そもそもな話。
私は実は子供の頃から写真が大の苦手なのでした。

「撮りますよ~・・・・・・はい、チーズ」までの
何秒間かを静止した状態でいるのが、ひどく緊張するのです。
つい息を止めてしまうんですね。
カメラマンさんがモタモタする時には
酸素不足で自分も「ちょっとタイム」と逃げ出してしまったり。

シャッターを待つ数秒の間に顔がこわばり、肩がぎくしゃくと固くなり。
結果、いつも力が入り過ぎた顔になっています。


大好きな着物を着たときくらい、せっかくですから綺麗な自分を
写真に残せると良いのですが、私には難しそうです。






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