「正直、五輪種目から除外された時は次の目標を見失っていましたし、

何度もソフトボールを辞めたいと思う自分がいました。

ただ、支えてくれたのはソフトボールを愛する皆さんの姿でした。支えて下さる皆さんが、

五輪にソフトボールが復活すれば世界一になれると信じてくれていました。

皆さんの声が原動力となり、恩返しをしなければいけない、

だからソフトボールは辞められないと思った。

五輪が開催されることを疑わず、信じてここまで来ることができました」

 

 

取り上げたい部分ががりすぎるくらいな記事でした。

 

ソフトボールは2008年北京オリンピックを最後に

オリンピック種目ではなくなっていました。

 

東京オリンピックで復活、13年ぶりのオリンピック。

 

多くの選手みなさんは、北京以降一刻も早くオリンピック種目に復活させて

ソフトボールをプレーする子どもたちに夢の舞台を作ってあげたいと努力してきました

 

そして、東京オリンピックで実現

でも、パリオリンピックではまた除外となるので

この舞台を盛り上げる期待もかかった金メダル

 

 

「他喜力」

 

これは、SBT(スーパーブレイントレーニング)のメソッドからつくられた造語です。

山田選手・上野選手・峰選手が初の金メダルを獲得した北京オリンピックの際、

日本代表が導入したメンタルトレーニング、SBT。

 

自己実現だけを目指すと限界は早まります

自分の限界と思う時点で自分の気持ちに折り合いをつけて諦めるという思考が働いてしまいます

 

でも、その諦めそうになる気持ちをさせてくれるのが自分外の誰か

 

両親のために

家族のために

仲間のために

応援してくれる人のために

 

支えてくれる人の存在が限界を越えさせてくれる

 

 

13年にも及ぶディフェンディングチャンピオンという重圧

これも引退していれば感じることもありませんが

応援している人を喜ばせたい

それは自分の役割なのだという強い思いがオリンピックを知らない若い選手たちをささえ

オリンピック金メダルを知るキャプテンとして、金メダルにけん引した力

 

 

ソフトボール日本代表、金メダル

本当におめでとう!と改めて震える記事でした