千葉ロッテマリーンズが31年ぶりにリーグ優勝を果たしましたね。

私は特に千葉ロッテマリーンズのファンなわけではないのですが、
バレンタイン監督が千葉ロッテ監督就任時からずっと言っていた言葉『楽しむ』に注目していました。

プレーオフでソフトバンクに2勝2敗のタイに追いつかれても、
後が無くなった試合後のバレンタイン監督は、
よくありがちな“追い詰められた言葉”が一切ありませんでした。
それどころか出てくる言葉は、

「プレーオフらしいエキサイティングな野球だった。両チームとも最高のプレーをしていた。
私はキャンプの時から野球は楽しいものだと言い続けてきた。今、まさにそれを経験している。
シーズンを終えているチームが多い中、我々はプレーオフまで野球を楽しむことが出来ている。
それは大変ありがたいこと。それが分からない者は、違う仕事を見つけた方がいい!」

というお言葉。
そして、最後に
「明日17日に勝った方が優勝という大一番を迎えるのだがそれに対しての気持ちは?」という質問にも、

「特にどちらが後がないという気持ちではない。五分になっただけ。とにかく野球は楽しい。
明日は全力でプレーするだけ。選手は明日、最高に野球の楽しさを味わってくれるはずだ!」

との答え。
逆大手をかけられても、常に前向きで、「楽しむ」を強調する姿勢に私は驚きました。



さて、昨日の日記でも
トップアスリートには、『大舞台を楽しみ、良い記録を出す成功法則』が脳にインプットされている
というお話をしました。

目標を持って取り組んでいれば、大舞台に立てることは本当に嬉しいことですよね (o^-’)b
ですが、それと同時に、大舞台には『プレッシャー』はつき物です。

昨日は、ロッテのみなさんもソフトバンクのみなさんも、リーグ優勝を掛けた大舞台に
心の中は、大きなプラスの感情(ワクワク)と大きなプレッシャー(ドキドキ)混在での戦いだったと思います。

大舞台のプレッシャーの中でどう楽しむのか?
トップアスリートはプレッシャーの中でなぜ良い記録を出せるのか?という疑問を、
親しくさせていただいているメンタルトレーナーの方に聞いてみました。

スポーツ選手が好成績や最高記録を出す時というのは、“最適緊張状態”にある時です。
緊張し過ぎたり、気合が入りすぎたりしてはダメなのは誰でも分かると思いますが、
緊張してない時もダメなのです。

相手や試合をナメたり油断している時に足元をすくわれて失敗するというのが
緊張が無い(低い)と言う状況です。

最近、よくスポーツの大会で選手がヒーローインタビューの時「楽しめました!」と言います。
それは、“最適緊張状態”で試合が出来た時なのです。
最適緊張状態で試合ができた時、これこそが、『試合を楽しんだ』ということなのです。

だから試合前は「緊張しないようにしよう・・・」とは思わないことです。
「緊張しないようにしよう・・・」と思えば思うほど、逆に「緊張」を意識し過ぎてしまい、「過緊張」となり、それが「あがり」や「気負い」となってしまうからです。

緊張し過ぎなければいいのであって、適度な緊張感は“勝利を呼び込む鍵”となるくらい大事なメンタルなのです。


そして、最適に緊張感を保つ一番“最適”な言葉が、
試合の前の「楽しもう!」「楽しんでこいよ!」の一言なのです。



なるほど。。。これもφ(・_・”)メモメモ
良い結果を出すためのキーワードは、『楽しもう!』と言う言葉なのですね。

経過に揺らぐことなく「楽しもう!」を言い続け、大きなプレッシャーを楽しんで“最適緊張状態”で臨んだ。
31年ぶりのリーグ優勝を勝ち取った理由の1つは、コレだったのですね(^^)V

バレンタイン監督、千葉ロッテマリ-ンズのみなさん、ファンのみなさん、
おめでとうございます!!!


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