こんばんは
本日、雪組公演で"ベルばら"デビューして参りました
子どもの頃にテレビで観た宝塚の映像で苦手意識が芽生えてしまった"ベルばら"ですが、半世紀を経てとうとう生の"ベルばら"を観劇することとなりました
それも雪組が上演という…雪担にとってこのうえない幸せに胸を踊らせて今日の日を迎えましたが、想像以上の素晴らしさに胸が高鳴りっぱなし
そのうえ、こんなに泣くとは思わなかったというぐらい号泣してしまい終演後にはマスクを取り替えたぐらい
今日の座席は友の会先着でゲットした1階後方上手側
↑実際にはもっとピンク系ライトに照らされています
マイ初日なので駆け足で簡単にレポしますが、ネタバレしたくない方はスクロールしないでくださいね
ブログの一番下に初日映像(宝塚歌劇団公式YouTube)を添付しました
咲ちゃんのアクスタ持参
まぁ〜兎にも角にもセットや衣装が豪華絢爛
豪華なだけでなくとってもおしゃれ
先日の『ベルばら50』でも観ましたし、過去の映像でも"ベルばら"の舞台は知っているつもりでしたが、幕開きからピンクとゴールドと薔薇が目に飛び混んでくる華やかな舞台装置にまず目がハート
小公子と小公女、金髪にピンクと水色の衣装のバラの少年少女がズラリと居並び「ご覧なさ〜い♪」と始まるのですから、「いま雪組の"ベルばら"を生で観ている!」という喜びに既に感激
そして、麗しい麗しい咲ちゃんフェルゼンの舞台せりあがりの登場にもうウルウル…
咲ちゃんのフェルゼンは美し過ぎる
…と思っていたら、またこの世のものとは思えない美しい夢白ちゃんマリー・アントワネットが真っ赤な輪っかドレスを着て登場
やっぱり美し過ぎる…
そしてそして…お待たせしましたのあーさオスカル登場
きゃ〜大袈裟ではなく、池田理代子さんの描くオスカルそのものではないですか
美・美・美…
宮廷の仮面舞踏会の衣装やかつらも超豪華
この時代のドレスが好きなので、自分の目が喜んでいるのが分かります
大きなピンクの薔薇の蕾から、ポスターのピンクの衣装を着て抱き合った咲あやが登場し踊るデュエダンはまるで夢のよう…
セリフやお芝居には時代を感じさせるものもありますし、展開が早くて漫画を読んでいないと内容についていけないかも?とも感じる部分もありましたが、あーさオスカルとあがたくんアンドレの最期に涙し、にわさんの人の良さ溢れるルイ16世の不器用だけれど包み込むような愛情に泣き、咲ちゃんフェルゼンの真っ直ぐな愛と夢白ちゃんアントワネットの毅然とした最期には涙腺崩壊
すすり泣きがあちこちから聞こえていました
漫画も何回か読んでいますし内容はよく分かっていたのに、こんなに泣かされるとは…
…と涙を拭っていたら、すぐにフィナーレ開始
大きな薔薇を頭につけた真っ赤な衣装の50人のロケットが登場
華やかなラインダンスに手拍子をしていたら、大階段から真っ赤な衣装に赤い大羽根を付けた咲ちゃんが降りてきて客席は拍手喝采
舞台上でその羽根を外し、衣装も白に早着替え
咲ちゃん…真っ白な衣装だ…と思ったらまた泣けてきて
ブルーの衣装の男役との群舞はムーディな雰囲気で、咲ちゃんのセクシーなウィスパーボイス「オィ〜」にもドキっ
咲ちゃんがねっとりとしたウインクを上手後方に飛ばしてくれたので、ワタクシも周りの方々も確実に被弾しました(…と思うだけはお許しください)
ブルードレスの娘役も加わった雪組生たちが、銀橋の白い衣装の咲ちゃんに向かって「私の中にあなたは生き続ける、あなたの中に私は生き続ける〜♪」と歌うのですから…泣くなという方が無理です
感極まった咲ちゃんの目にも涙が溢れていて、涙を流しながら歌い踊る咲ちゃんの姿にこちらも更に涙涙
その白い衣装の咲ちゃんのところへ、大階段から雪組カラーのお揃いの衣装を着たあーさと夢白ちゃんが降りてくる演出にもグッときてしまった
卒業する咲ちゃん、次期トップのあーさあやコンビという姿をハッキリ意識するシーンです
ちょっとだけ咲あやでデュエダンし、咲ちゃん&あーさ二人の踊りもありますが、基本的には3人で踊るシーンになっています
そしてパレード
エトワールの赤いドレスの夢白ちゃんはじめ皆さま一幕冒頭の豪華なドレスや衣装で登場し、レポやネット記事通り舞台前で挨拶してはどんどん舞台袖に捌けていき、舞台に誰もいない状況のなか咲ちゃんが一人大階段から降りてきます
この時咲ちゃんが歌うのが"ベルばら"の劇中歌ではなく『宝塚我が心の故郷』なんです…これにもグッときました
そして、咲ちゃんが階段を降り切ると同時に1階ドアから雪組生が入ってきて通路に並び歌いながら手拍子指導
シャンシャンを持っていますしハイタッチなどはありませんが、皆んな客席にニコニコと微笑んでくれてワタクシは通路側ではありませんでしたが何名かと目が合って幸せでした
舞台には咲ちゃんはじめ半分ぐらいの雪組生がいるので、舞台も観たいし客席降りも楽しみたいしで忙しい
一幕ラストの咲ちゃんフェルゼンの客席降りも、フィナーレの雪組生客席降りもまだご存知なかったお客様もいたようで客席から驚きのどよめきや歓声があがっていました
お芝居とフィナーレで泣いたあとに、客席降りで華やかで楽しい雰囲気に包まれて終演…『ムーラン・ルージュ!』に通じる五感を刺激される感覚
これは病みつきになりそう
それにしましても、初ベルばら素晴らしかった
漫画も宝塚の舞台も50年以上ずっと人気がある理由がよく分かった気がします
この感激を抱きしめつつ、明日も観劇できることに感謝しております
雪組ベルばら初日映像
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