こんにちは
もうすぐ大千穐楽を迎えようとしている花組『アルカンシェル』東京公演ですが、つい先日3回目にしてマイ楽を見納めてきました
この日は良いお天気
久しぶりに青空にそびえる東京宝塚劇場を撮ることが出来ました
全体的な感想などは2回観劇した後に綴ったので、今回は省略しますが…
何と言ってもマイ楽は友会一次で当たったSS席それも3列目ドセンだったので、卒業間近のれいまどトップコンビを至近距離で堪能するという幸せにあずかって参りました
銀橋も目の前
一幕…
二幕…
一幕冒頭からストーリーテラーほのかちゃんイヴが目の前の銀橋を歩いていく美しさにウットリ
そして、透ける幕の向こうには黒燕尾とピンクのドレスで整然と居並ぶアルカンシェルのレビューの舞台
ここは毎回クラシカルでザ・宝塚な美しさに目を見張りますが、3列目からの景色は夢か現か…という天国のような景色で「夢を見せてくれてありがとう」と既に涙目
銀橋を渡るれいちゃんの人間離れした美しさはもちろん、顔が小さいことに改めて驚くという…
どんなに近くで見ても!3列目からオペラで覗いても!、滑らかに輝いて粗が見えないお肌に目が吸い寄せられるまどかちゃんの美しさ
ひとこちゃんの華のあるオーラも間近で浴びてきました
そして、最近気になるだいやくん(侑輝大弥くん)もやっぱり目を惹きます
一幕冒頭のアルカンシェルのレビューで、黒燕尾のれいちゃんマルセルの周りで踊るセット・シャルマント(ダルマ姿)のメンバーにだいやくんがいることにマイ楽にして初めて気がつき、女装の色気にもドキッとしました
今回のお芝居は、戦時下にあってもエンタメを守りお客様に届けようと力を尽くす舞台人と、そんな非常時だからこそエンタメに救いを求める観客の気持ちが痛いほど伝わってきて、セリフ一つ一つが身に染みるのですが…やはり何度も胸に迫るものがありました
一幕終わりで、れいちゃんマルセルがキラキラ輝くゴールドの舞台衣装を着たままドイツ軍に連行され銀橋を渡る姿に涙を禁じ得なかったのですが、銀橋センターで立ち止まり歌うマルセルの目にも涙がこぼれているのが見えてしまってワタクシも更に涙ボロボロ
また、二幕ラストの方でパリが開放された後「こうして80年後の今も美しいパリを私たちに伝えているのです!」というようなセリフを言いながら舞台袖から登場するほのかちゃんイヴの涙をいっぱい溜めてキラキラと光る目が美しくて、こちらも思わず涙涙でした
舞台に近いと涙がよく見えますね
マルセルとカトリーヌの例のコーヒータイムは、れいちゃんがまどかちゃんにカップの大きさや砂糖の有無をおどおどと尋ねつつ…ますますイケボ+ウィスパーボイスになっていました
そして、SS席から観るフィナーレも最高でした
歌唱指導で銀橋を渡るひとこちゃんは発光しているし、れいちゃん率いる赤黒衣装の群舞も、ひとこちゃん率いるゴールド衣装の群舞も"ザ・花男"なカッコ良さと色気に溢れていて「え〜もう終わり」な体感10秒
ブルーの衣装が美しいれいまどのデュエダンも本当にラブラブで、こちらも口角が上がりっぱなし
そういえば…デュエダンが終わって二人でお辞儀をしたあと、まどかちゃんだけが捌けようとするとれいちゃんが「まだ♪」というような仕草で引き留めて再度二人でお辞儀という微笑ましいやり取りがありました
そして、その後のれいちゃんのソロダンスの素晴らしさはもちろんなのですが、れいちゃんがあまりに幸せそうで…その姿や表情に涙が溢れました
周りのお客さまも皆さま指やハンカチで涙を拭っていました
パレードで羽根を背負って銀橋に並んでいる時に、皆さま前列の方を見回してくれたのでチラチラと目が合って嬉しかったです
タカラジェンヌのれいまどを生で観るのはこれが最後だなんて信じられないけれど、そう言い聞かせてしっかり見納めてきました
れいちゃんトップスター時代の花組は、残念なことに抽選や先着などでチケットがあまり取れず、また取れた公演が中止になってしまったりであまり観劇出来なかったのですが、退団公演でSS席当選・先着と一般発売でもゲットし3回も観劇することが叶い本当に奇跡のようで感謝しています
大千穐楽を無事に迎えられますよう心からお祈りしております
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