こんにちは
こちらは風が強いですが、よく晴れた土曜日です
漫画家 鳥山明さんに続き、声優 TARAKOさんの訃報という悲しいお知らせが続きました
お二人ともまだ60代…早過ぎます。
特にTARAKOさんは年齢が近いので、まだまだ若いのに…というショックが大きいです。
ちびまる子ちゃんの声を初めて聞いた時の衝撃は忘れられません 唯一無二の存在でした。
どうか安らかに…
さて…
花組大劇場公演も再開され、星組新人公演の振替実施も決まりましたね
先日、関西から遠征してきた妹と2日連続で星組『RRR/ヴィオレトピア』東京公演を観劇してきました
1日目は雨、2日目は明るい曇り空
残念ながら雛人形は撤去された後でしたが、いつものフォトスポットでパチリ
妹と一緒の時はお互いに撮り合いっこも出来ます
1日目は話題の公演デザート『甘な〜とぅをご存知か』を食べました
チャイプリンやココナッツの香りにインドらしさを感じ、甘夏みかんが爽やか
ダジャレの効いたネーミングはもちろん、そのネーミングが赤と青のカラーで書かれていたり、紹介文に"R(アール)"が使われていたりと本当にシャレが効いてます
2日目は公演カクテルを飲みました
インドが原産地というマンゴーのリキュールをオレンジジュースと炭酸で割った、甘くて爽やかなカクテルでした
1日目の座席は、妹が二次抽選で当てたB席2階後方ほぼセンター
2日目は、ワタクシが一般発売でゲットしたS席2階1列目下手
いや〜凄かった
大劇場千秋楽のライブ配信を見て「凄い!」とは思っていましたが、やはり劇場で観ると特にナートゥダンスの躍動感が圧巻壮観で、客席のボルテージも最高潮
会場の一体感と盛り上がりが凄かった〜
ちょっとだけ観劇レポを綴りますので、ネタバレしたくない方はスクロールしないでください
雪組に続き、星組の110周年記念ビジュアルチケットもゲットしました
冒頭の迫力あるコーラスと、希沙くんとゆりちゃん扮するWATERRRのレベルの高いダンスに息を呑んでいると…
るりちゃんマッリの「鳥は歌い 水は踊り〜♪」という可憐な歌声が聞こえてくるのですが、哀愁のあるメロディとるりちゃんの歌声があまりに美しく2回とも心が揺さぶられ冒頭から涙…
その可憐なマッリがイギリス人に奴隷のように買われて連れ去られるシーンで、一気にゴーンド族やこっちゃん演じるビームに感情移入してしまいます
こっちゃんは民衆の代表、支配する者に立ち向かう役が本当にハマりますね
久しぶりに生で聴いたこっちゃんの歌声はやはり深く心に響き、劇場を鳴らす歌声に聴き惚れました
燃え盛る火からこっちゃんビームとありちゃんラーマが子どもを助けるシーンは、銀橋と舞台のセットを巧みに使って臨場感たっぷり
そして、なんと言っても楽しみなのはありちゃんラーマの「ナートゥをご存知か?」から始まる"ナートゥダンス"
客席も待ってました!とばかりに大きな手拍子が鳴り響き、ビームとラーマ二人の踊りからパーティ会場のイギリス人たちにも踊りが広がっていき、スーツを着た男役だけのダンスもカッコよく、ドレスを翻しての娘役だけの群舞もとっても華やか
そして全員が舞台だけでなく花道にも広がって「ナ〜トゥ、ナトゥナトゥ♪」と繰り広げるナートゥダンスの楽しいこと
本当に「足がもげそう」なぐらい激しいダンスを笑顔で踊り続ける星組生に、客席からの拍手が鳴り止まないほどでした
そんなビームとラーマの楽しい時間があるからこそ、後半の二人の姿が辛すぎる…
こっちゃんビームが捕まりありちゃんラーマに鞭打たれるシーン…ラーマは思い切り鞭を打ちつつも辛い葛藤が透けて見えて切ないです
そこでこっちゃんビームが不屈の闘志で「コムラム ビームよ〜♪」と歌い始めると、こちらは胸が熱くなり堪らず号泣
"森の最終決戦"は見事な勧善懲悪仕立てなので見ていてスッキリします
ありちゃんラーマの弓撃ちイナバウアーもカッコいい
銀橋でのラストはなこちゃんジェニーの行動がちょっと意外でもありますが、最後にこっちゃんとありちゃんで仲良く花道を去って行くのが最高です
二人が去り際に「せっせっせ」と手遊びみたいな動きをしていた日があり、ワチャワチャしていたのも可愛いかった
そして、ショー『ヴィオレトピア』は"劇場の光と闇を描く豪奢なレビュー作品"ということで、廃墟の劇場から始まる不思議な世界観に魅せられました
青年こっちゃんが過去の劇場という魔界に入り込み、自ら歌い踊りながら異なる舞台や舞台裏を旅するというストーリーが幻想的です
サーカス小屋でヘビに扮するこっちゃんの艶かしい動きと踊りに目を奪われ、キャバレーでの黒スーツのなこちゃんのキレキレダンスにも感嘆し、そして何よりも衝撃的なのがありちゃんの女役
ライブ配信でも驚きましたが、実際に劇場で観ると男役を感じさせない美しさ
背が高いだけで、ドレスに包まれた体の線もガーターベルトに網タイツのお御足も色っぽく、なんといってもありちゃんの可愛らしい童顔にショートボブが超キュート
今すぐミュージカル『シカゴ』にも出られそうな佇まいです
とにかく目が釘付けで、妹と並んでオペラでガン見してました
『孤独』のシーンでのこっちゃんのコンテンポラリーダンスのような踊りも印象的でしたし、退団するぴーすけが一人トレンチコートを着て銀橋を渡り舞台では退団する3名が踊るシーンも心に残りました
映画カサブランカの名曲『AS Time Goes By』の美しいメロディと「忘れはしない日々よ…」という歌詞が切ない…
また、稀猩かずとくんたち男役4名がズボンのまま加わるロケットダンスも斬新でした
稀猩かずとくんは見目麗しく、お芝居も上手いので目を惹きます
『未来のヴィオレトピア』のVRゴーグルのようなサングラスは、カッコいいような少しコントっぽいようなビジュアルでもあり、大階段での群舞がカッコいいだけにちょっと可笑しみもありました
そして、白と黒の衣装のことなこデュエダンは初々しくて楽しげでとっても素敵
パレードでは、こっちゃんとありちゃんが着ている襟とボタンが学ランのような形の白い衣装がカッコ良くて好みです
2日連続で妹と星組を観劇出来て心から大満足、楽しかった〜
観劇後に「あそこが良かった!ここも素敵だった!」とお喋りしながら姉妹で飲んだり食べたりする時間も堪能しました
素晴らしい舞台をありがとうございました
ワタクシは3月末にもう1回、それも3列目という神席での観劇を予定しております
公演の完走をお祈りしております
ちなみに…
発売中の雑誌『ミュージカル 3・4月号』に掲載されているミュージカルベストテン女優部門で、こっちゃんは納得の上位にランクインしています
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