こんにちは
今朝はとっても寒く感じました…だんだん起きるのが億劫になる季節です
昨日はれいちゃんのコンサート花組『BE SHINING‼︎』初日開幕おめでとうございます
SNSのレポも大変盛り上がっていて、華やかで素晴らしいコンサートのようですね
チケット取りは歯が立たず残念でしたが、神戸での大千秋楽までの無事完走をお祈りしております
そして、昨日はミュージカル『ルパン〜カリオストロ伯爵夫人の秘密〜』帝劇公演が千秋楽でした、おめでとうございます
帝劇千秋楽の前日にようやく観に行ってきました
今年の夏『ムーラン・ルージュ』を観に通った真っ赤な帝劇が、今回はこうなっていました
キャストの肖像画が展示してあって新鮮
ルパンの古川雄大さん
カリオストロ伯爵夫人の柚希礼音さん(Wキャスト)
同じくカリオストロ伯爵夫人のすずほちゃん(Wキャスト)
令嬢クラリスまあやちゃん
11/27(月)マチネのWキャストはボーマニャンが黒羽麻璃央さん、カリオストロ伯爵夫人がすずほちゃんでした
少し厚めの用紙で裏表ともに美しいフライヤーは一人一枚
欲しかったクリアファイルは品切れだったので、プログラムのみ購入しました
こちらも地模様が浮き出た豪華な表紙に、ポートレートのようなキャストの写真も美しく、特にカリオストロ伯爵夫人の二人のドレス姿が多くて素敵です
イープラス抽選でようやく当てた1公演は、2階最前列上手側でよく見えました
ここから観劇レポを綴りますが、この公演は意外性や仕掛けを楽しむ作品だと思うので、かなりネタバレすることになります
これから観劇予定の方、ネタバレしたくない方はここから下へはスクロールしないようどうかご注意ください
古川雄大さん演じるルパンということだったので、実はもっとミステリアスでシリアスなミュージカルだと思い込んで観に行ったのですが…なんと、とってもコミカルなエンターテイメントショー的ミュージカルでした
ミステリーだと思っていたので、最初はエピソードの多さと登場人物の関係性が分からず(誰が味方か敵か?)ストーリーに必死についていき謎解きをしておりましたが、途中から「アレ?なんか可笑しなことになってるけど、ここはもしかして笑ってもいいのかしら…?」という戸惑いに変わり、客席も控えめなクスクス笑いからだんだん笑い声が大きくなっていく感じでした
帝劇で小池先生で古川雄大さん主演ですから…何となく勝手に『エリザベート』的な重厚な作品だと思い込んでいたんです
(タカラヅカっぽいとSNSでは噂されていましたが、きっと古川雄大さんが男役トップスターみたいにキラキラしているのねと思っていた程度でした)
…が、プログラムで脚本を手掛けた小池修一郎先生も自ら「破天荒で荒唐無稽な活劇ミュージカルである。」と書かれているように、かなりドタバタでコミカルなエンターテイメント性の強いミュージカルだったんです
そのことに気がついてすぐは少々戸惑いましたが、だんだんツボにハマっていきルパンが何をしても可愛いやら可笑しいやら
それを存分に楽しみました
そうなんです!あのクールビューティーでシリアスな雰囲気の古川雄大さんがハチャメチャなことをするというギャップがこの作品の醍醐味ですね
美しいビジュアルとスタイルの良さのまま、変装の名人ルパンらしく次々と変身したり衣装が変わるので古川雄大さんの七変化以上が楽しめます
こんな姿やあんな姿まで…
振り切れたお芝居で新しい古川雄大さんの魅力再発見
そして、ルパンに恋して相思相愛になる令嬢クラリスのまあやちゃん
幕開きからまあやちゃんの天使の歌声を浴びることが出来ますし、本当にヒロインにピッタリな清楚で可愛らしいビジュアルには今回もウットリです
クラリスも多くの衣装に着替えるのでまさに耳福&眼福
そして、そして…
ストーリーの鍵となるカリオストロ伯爵夫人(Wキャスト)がこの日はすずほちゃん(真風涼帆さん)
宝塚退団以来初めて拝見したすずほちゃんは黒燕尾服で颯爽と登場
ちょっとだけ柔らかい雰囲気になっていましたが、カッコ良さもスタイルの良さも在団中と変わらず
男装していた伯爵夫人ということで、そこからのドレス姿もとっても美しい
デコルテも背中も大きく開いたドレスというだけでも元男役の退団後すぐの衣装としてはドキドキものですが、そのうえ編みタイツに包まれた太ももまでしっかり見えてしまうので刺激的でした
そのカリオストロ伯爵夫人のボディーガードのレオナール役章平さんは、あのすずほちゃんより背が高く体格も逞しく寡黙でセクシー
ちなみに…まあやちゃんもすずほちゃんもキスシーンあり
ボーマニャンの黒羽麻璃央さんはザ悪役に徹し、ガニマール警部役の勝矢さんはちょっと抜けていて微笑ましく、シャーロック・ホームズ役の小西遼生さんに至ってはコメディー担当のような楽しさ可愛らしさを発揮していてそれぞれに伸び伸びと舞台を走り回っていました
中でも驚いたのが高校生探偵役の加藤清史郎くん
子役の頃のイメージしか持っていなかったので、素晴らしい歌声と滑舌の良いお芝居、ダンスや動きもキレキレで目が釘付けになりました
ソロを歌い終わったあとの拍手が一番大きかったかも
すっかり素晴らしいミュージカルスターになっていて、これからがますます楽しみです
元星組男役の湊璃飛くん(美しくて気になっていた矢先に退団されたんです)も、政本季美さんという名前で出演されていてドレス姿も可愛らしくダンサーとしてのスーツ姿(男装)もやっぱりカッコ良かった
まあやちゃんと同期ですから、お互いに心強いでしょうね
終演後は古川雄大さんの「本日はありがとうございました!」というご挨拶のみでしたが、客席は早くからスタオベでお辞儀とお手振りのカテコが数回、最後はルパン一人で登場し下手側のそでからルパンらしくサッとマントを翻して退場した姿が印象に残りました
12月からは御園座・梅芸・博多座と全国ツアーが続き、2月は古川雄大さんの地元長野県が最後の公演会場とのことなのでどんなに盛り上がることでしょう
無事完走を心からお祈りしております
全国ツアーは会場や日程によってまだチケットが買えるようです♪
『ルパン』プロモーション動画
『ルパン』11/28千秋楽カテコ
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