夜間の頻尿・・、もしかしたら? | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

日中は問題ないのに就寝中にトイレに何回も目覚める・・・、これはもしかしたら

腎臓だけではなく「心臓」に問題があるのかも。

睡眠中は横になると下肢の血流がスムーズになるので腎臓が元気になり尿量が増加。

結果として夜間頻尿になります。

「頻尿」=「八味地黄丸」と宣伝されていますが老いも若きも今はストレス過多の時代。

漢方理論に「心は神明をつかさどる」という言葉があります。

神明とは精神活動の事。

本来の「八味地黄丸」とか「牛車地黄丸」、医療用も市販タイプも「加工附子」が配合されていますが、古典通りでしたら「炮附子」が配合されています。

この八味地黄丸は原典通りに「炮附子」が配合されています。

しかし、現代の私たちは極端に「冷え性」出ない限り

炮附子は不向きなのです。

八味地黄丸、基本は「補腎」=腎臓を元気にする方剤。

八味地黄丸の仲間で「肝腎要」の肝臓と腎臓を同時に元気にするのがコレ↓。

《杞菊地黄丸》

 

八味地黄丸の仲間で「心臓」と「腎臓」を同時に元気にするのがコレ↓。

《天王補心丹》

 

心臓の元気度を示す血液検査値の「NT-proBNP値」or「BNP値」が基準値内でも

昼間はそうでもないのに夜間頻尿が気になる時は

当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。

 

第二類医薬品イスクラ天王補心丹の効能効果

体質虚弱な人の次の諸症 

不眠、不安感、肩こり、息切れ、動悸、口渇、便秘