冬のスキンケアーに動物性生薬を! | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

すみれ漢方施薬院薬局のブログ

香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

 

冬の自然界、異常乾燥注意報。

そして屋内はエアコンという巨大なドライヤーで又々、乾燥注意報。

こんな時に陰を補い皮膚粘膜に瑞々しさを漲らせる動物性生薬が

古から今に伝承されています。

その効果のエビデンス(証拠)は、悠久の歴史が示してくれています。

 

《「哈士蟆油(はしまゆ)」》

哈士蟆の「輸卵管」、宮廷薬膳料理の高級素材。

コロナウイルス禍の前はクルーズ船で高松に来た中国女性が

「哈士蟆・哈士蟆」とスマホの文字を示して買って行かれました。

「哈士蟆油(はしまゆ)」、日本では薬局サプリメントとして

薬局内で薬剤師が対面販売しています。

漢方的には「美肌」よりも「補腎」に繁用して欲しい動物性生薬の一つです。

 

《亀と鼈(スッポン)》

 

爺様薬剤師は鼈料理大好きですが

漢方専門薬局には「亀」と「鼈」のゼリータイプがあります。

これも「哈士蟆油(はしまゆ)」同様に補腎作用のある

動物性生薬なのですが

皮膚粘膜を慈しむ薬局サプリメントでもあります。

これが亀と鼈のゼリー。