その痛み、もしかしたら・・・ | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

当薬局の爺様薬剤師が還暦の時・・・、当にこの姿でした。

主治医の診断では「腰部脊柱管狭窄症」。

そして松葉杖を使っていたら腰だけではなく膝まで痛くなりました。

再度の診察ではナンと「変形性膝関節症」とか。

あまりの痛さにステロイド(合成副腎皮質ホルモン)点滴、初めての体験。

流石にステロイド(合成副腎皮質ホルモン)、ドラマチックに効きましたが数時間だけ。

それではと漢方薬と薬局サプリメントで三年後には杖ナシでの歩行可能。

漢方薬の効果は悠久の歴史が、そのエビデンス(証拠)を今に伝承しています。

最近、この間欠跛行(かんけつはこう)の一因に

《ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)》があります。

病院では、このようにABI(足関節上腕血圧比)を測定してくれますが

自宅の血圧計で腕部位と足首で血圧測定して下さい。

(足首の血圧値)÷(腕の血圧値)、この値が0.9以下なら

再度、病院で正確に測定してもらいましょう。

対策としては動物性生薬で「活血化瘀」をしながら

血液と経絡の流れを正常にする漢方薬を100日程度飲んでから

再度、ABI(足関節上腕血圧比)を測定して下さい。

 

脊柱管狭窄症での下肢の痛みは安静にしていたら緩和しますが

ASO(下肢閉塞性動脈硬化症)での痛みは続く事があります。

 

痛み・シビレは大きなストレスとなり心身に大きな支障となりますので

NSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)をダラダラ飲み続けて

肝臓や腎臓の負担を大きくするより

漢方薬や自然の恵みエキスを活用しましょう。