《湿邪に克つ》 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

讃岐路も《梅雨入り》とか。

嬉しいのは《カタツムリ&カエル》君達かな?

 

梅雨=高湿度=湿邪

湿邪とは・・・

 

湿度の高い時期に、余分な水分や老廃物が溜まることで引き起こされる心身の不調のこと。中医学では、体内に溜まった「湿邪」が「冷え」を引き起こし、血液の循環が滞って代謝が悪くなるとされています。

代謝が悪くなると汗や尿で水分をしっかり排出できなくなり浮腫も起こりやすくなります。

湿邪は胃に停滞して、胃腸の機能を低下させ、食欲不振、残尿感、下痢、頭痛、だるさ、関節痛などの症状も起こってきます。

その他にも、偏頭痛、めまい、耳鳴り、自律神経のバランスが崩れやすくなるため、イライラしたり、ストレスを感じやすくなったりします。

 

《湿邪に克つ漢方薬の一つ=勝湿顆粒

服用時は、「お湯割り」にして生薬の芳香を感じて下さい。

漢方薬は《香り》も効果のウチです。

 

《勝湿顆粒の効能効果》

体力中等度以下のものの次の諸症

感冒、暑さによる食欲不振、急性胃腸炎、下痢、全身倦怠

2歳未満から服用できる漢方薬ですから

救急箱に勝湿顆粒があると便利です。