「加湿器」と「米ぬかカイロ」、「十神湯」 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

これ息子殿の専用加湿器。

学校の保健室でも見かけました。

今朝の湿度は31%。

インフルエンザウイルスは『低温』と『乾燥』で元気づく生命体。

エアコンは巨大なドライヤー、エアコン使用中は加湿して下さい。

爺様薬剤師、老骨に鞭入れて在宅訪問から薬局に帰ったら

『ゾクゾク、寒い』・・。

今朝の幼稚園での空気検査値を整理していたら風邪orインフルエンザ?

 

首に載せているのは何でしょうか?

コレ、『米ぬかカイロ』。

御客様が留守中に持ってきてくれていました。

材料=無農薬玄米・米ぬか・天然塩・赤唐辛子

電子レンジで1分チン。

ウーン、温かくて気持ちいい。

これで首を温めながら飲んだ漢方薬=『十神湯』。

ノドは痛くないので『板藍茶』は飲まずに

『十神湯』を「お湯割り」で飲みます。

十の神様が護ってくれるた漢方薬と言う意味です。

爺様婆様世代は『寒い』と感じていて多くの場合は

『葛根湯』とか『麻黄湯』は不向きですが『十神湯』は飲めます。

もちろん脇の下や胸元がシットリししていても服用可能。

葛根湯や麻黄湯は禁忌。

爺様薬剤師は在宅訪問は自転車で行きましたので少し汗ばんでいますから

『十神湯』なのです。

十神湯は台湾の漢方薬です。