神農祭 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

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香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。

昨日は市内にあります薬剤師会館で『神農祭』が執り行われました。

☆神農祭

 

神農祭は文政5年(1822年)に浪速でコレラが流行った時に

薬種関係の人達が病除けの薬として

『虎頭殺鬼雄黄圓』という丸薬を作り『神虎(張子の虎)』の御守といっしょに神前祈願後に

施与したことに由来とか。

 

この丸薬には『虎の頭蓋骨』が配合されているとか、昔は当薬局でも『虎骨(大腿骨)』が配合された

神経痛やリウマチに卓効のあると『舒筋丸』を販売していました。

北京では『虎骨丸』という当に虎の骨の丸薬が販売されていました。

今はワシントン条約で輸出入が禁止されている幻の名薬です。

神農祭、当薬局では先代の頃より参加して、毎年御守りの『神虎』を薬局に飾り

年明けの『どんど焼き』の時に神社に持って行きます。

これが『神虎』、以外とカワイイ。

今日は爺様薬剤師は今から15時まで留守です。

若い薬剤師陣はフルで頑張っています。