申・猿と魴鯡 | すみれ漢方施薬院薬局のブログ

すみれ漢方施薬院薬局のブログ

香川県高松市のすみれ漢方施薬院薬局のブログです。
当院は中国・台湾・韓国・日本古来の漢方薬中心の漢方専門薬局です。
当院の薬剤師は中国各地の中医薬大学や付属病院で漢方研修後、国内でも定期的に中国医師の漢方研修会に参加して最新の情報交換を実践しています。



「門入の郷」のシンボルのアーチ橋。

以前は張り出した部位まで行けたのですが今は中央の部分だけが通行可能です。

一番高い部分まで歩いて行くとスリル満点。

老巧化なので体重のある方は御用心。


このアーチの左側にあるのが「カメリア温泉」。

実はここの食堂が穴場。


アーチ橋の上から見た温泉施設。

11時から食堂が利用できます。


ごらんのように紅葉はマダマダというか今年はダメかも。

ここから奥の道は狭いですが上に行くほど景色を楽しめます。

いつきても水路や川の水は透明で綺麗です。







これが一番見映えのあった紅葉。


以前なら紅葉モードで撮らなくても鮮やかな紅色なのに今年は、これが限界。

いろいろ紅葉を探していたら山手の建物に、なにやら動く物が・・・・。

ア、申イヤイヤ猿だ。

やっぱり猿は生息しているようです。

もう少し山手にお住まいのお客様が言われます。

留守にしていたら猿が勝手に家に来て食べ物を物色して帰るそうです。



人の気配を感じて一斉に山の方へ去って行きました。

パッと見たら10匹以上いました。

ちょっとした別府の「高崎山」ですね。

ひときわ大きなボス猿(たぶん)が一番に山に行くのは意外でした。

何回か訪れたことがあるのですが、猿を見たのは初めて。

山に食べるものが少なくなったのでしょうか。

夜には猪が闊歩しているかも知れませんね。





アーチ橋の袂にも居ました。

逃げ遅れた小猿さんです。


野生ですので餌を与えたらダメなのですが可愛いですよ。

高崎山のは拳を握っていたら餌を持っていると思い集まってきますが、ここのは人間に慣れていないようで逃げ出します。

でも、囲まれたら怖いかも。


山の木々を「猿飛の術(白土三平作)」で何匹もの猿が飛んでいきます。

本当に猿が飛んでいきます。

サスケはこれを見たのでしょう。



昼時なので温泉施設内の食堂へ行きます。

この魚、市内で食べたら絶対にこの価格では食べられない高級魚「魴鯡(ホウボウ)」。

味噌汁はシッカリ出汁をとっていますよ。

魚が新鮮なので身がサクとほぐれてプリプリした食感も楽しめます。

味付けも最高。


御飯もよい米を炊いてくれているので美味。

食べ頃の温かさで出してくれます。




メニューに「猪そば」と書かれていたので食べてみました。

お客様で猟師の方がいて時々、捕った鹿や猪の肉を戴くのですがブロック肉ですのでステーキにしていますが、これは薄く切っていました。

これはこれで美味しく戴きました。

豚肉のような甘みは少ないですが味は濃厚のような気がします。

中医師の先生に訊きますと「精」がつく一番の肉は「鹿」とか。

馬肉は刺身で食べますが、鹿肉は生で食べたことはありません。

猟師のお客様は食べているそうです。