粋ですね、理髪店。
「とこや」の暖簾と理髪店の行灯も素敵でした。
時間があればノンビリと髭を調えてもらいたいです。
連休でしたが、以前の比べると少し閑散としていて散策や三脚での撮影は楽でした。
運転しなくていいのに地麦酒売場がないのが残念。
五感(視る、聴く、触感、香る、味わう)が鼓舞します。
鏝絵(漆喰で左官さんが描く)が立派な倉庫?。
鹿児島にある家内の親戚の蔵、補修に必要な漆喰が入手困難なのと職人さんが少ないとかで困っていました。
ここも維持するのが大変だと思いますが貴重な文化財ですので維持していただきたいですね。
八朔祭りの仁尾町にも古い家がありますが毎年壊れていくのが残念です。
日章旗を見たら怒る国があるようですが、これはこれで綺麗ですね。
鬼瓦も芸術品です。
瓦葺きの家が少なくなっていきますが、個々の鬼瓦の文様には歴史と物語があると思います。
鏝絵の色は資料では
赤→紅べんがら、インドベンガル地方の土の色
朱色→丹(に、たん)、赤土 イオウと水銀の化合した赤土 オレンジ色の日本顔料
青色→キンベル、外国製の酸化コバルト、キングオブブルー
浅黄色→キンベルに漆喰を増量して混ぜる 緑がかった薄いあい色
黄色→黄土
黒、ねずみ色→灰墨、松煙 スス
を利用したとのこと。
なまこ壁は壁面に平瓦を並べて貼り、「目地」と呼ばれるその継ぎ目の部分に漆喰をかまぼこ型に高く盛り上げて塗る左官工法だそうです。
なまこ壁という名前は、この盛り上がった漆喰の形状が海に住む海鼠に似ているから名づけられたと言われています。
このなまこ壁は、風雨から建物を守るため、そして、火災の延焼を防ぐという目的もありました。
雨に弱い土壁の表面に、防湿のために平瓦を並べて貼り、
その目地を漆喰で厚く塗ることで耐久性も高まり、長い年月の風雨に耐える造りになっているそうです。
この古い映画館(だと思います)、コースから外れていたのですが、見てきました。
以前、高知で業界の四国大会を開催したとき、懇親会を盛り上げてくれた「豆電球」さんが管理運営するむ高知県安芸郡安田町にある「大心劇場」ば現役でしたが、ここは展示物のようでした、なんとか残して欲しいですね。
ちなみに「豆電球」さん、シンガーソングライター・エンターテナー、すごく楽しい音楽家です。
四国大会を開催した会の四国連合会長をしていたので、懇親会を盛り上げていただいた御礼と復元した映画館を拝見しに行ってきました。
この時は高知市から安田川を上り豆電球さん宅、そして札所の神峰寺をお参りして室戸崎をまわり、徳島経由で高松に帰りました。
映画館跡に飾られた大友柳太郎さん。
丹下佐膳よりは怪傑黒頭巾が好きでした。