昨日で一応『南天九猿』のキリをつけたはずでしたが
『さるぼぼ』の王道は 『赤』が
魔除けとか厄除けの色だったことを
ふと思い出しました。
そして今日
南天の一本に
赤いさるぼぼを乗っけてみました。
南天の木も 私が好きそうな形にしてみました。
今回はあえて帯はやめて 赤を強調してみました。
これが王道でしょうか!
ところで
今回、いつもと違ったやり方で
さるぼぼを作ってみました。
今までは ボンドを
対角線上にくっつけると
さらに 端っこにボンドをつけて
これをまた対角線上に折ると
こうなります。
それを 今度は糸で向かい合う方向に閉じると
とこうなります。
今回は ちょっと違ったやり方もやってみたくて
5㎝角の生地の真ん中に 芯を置いて
胴をふっくらさせるやり方にしてみました。
芯は2㎝角のキルト芯の薄めのものです。
これを
芯を囲むように 四隅をアイロンで折って
一片の真ん中を糸で引っ張るように縫います。
ボンドでくっつけたやり方とさほど変わりはありませんが、
左が 芯が入った方
右が途中までボンドを使ったもの。
多少大きさが違っていて
ボンドを使った方が ほんのすこし大きく出来ます。
左側の芯を入れた方は 芯の大きさが 2㎝角なので
重なる分がボンドを使った右側より多いからです。
決定的な違いは 大きさとさるぼぼの背中が
柔らかくなるか、固くなるかですかね!
でも私的には
ボンドを使った方が早くできて簡単かなって思います。
これは作り手の好みだと思います。
ボンドを使って胴が固くなるのが嫌っていう人もいるでしょうね。
帯をすれば ノープロブレムだし、帯が結びやすい利点もあります。