「治りが早すぎる」
そんな言葉をかけていただきながら、さらに1週間通った。
拳は、受傷2週間で握れるようになっており、あとは力を込められるか否かだった。
10月31日 受傷18日目
新宿打撃のスパーリング。5ラウンドぐらいで軽い痛みが出てきたので、左手は突き込み控える。
11月2日 受傷20日目
入門した道場で、拳立て50回。腕力不足でちっともできないですが、体重がかかっているのに痛まない。ミット打ちも可だった。
同日、最後の治療に訪れていた。
「お世話になりました」
こちらの院に、心からの感謝を申し述べたかった。
すみれ堂の開院前の時間帯を狙い、大田区のうちから江東区まで通うのは遠かった。
けれども、その距離をおしてでも通いたい気持ちにさせられた。
治療終了の挨拶が、どこか寂しくさえあった。
自分が患者となり、あらためて患者さんの気持ちを考えさせられた。
症状の治癒や軽快、改善を期待して、一生懸命に通う。
そんな院が持つ、技術や知識経験、そして人柄にふれさせていただいた。
このことを忘れず、自らの仕事に活かして行きたいと強く願った。
亀戸接骨院様 本当にありがとうございました!
(完)