※『(メモ書き)に関する注意』も必ず参照してください。ハーブティーはともかくとして人体に関わる安易な利用には注意してください
[英名]Sweet-chestnut/Spanish-chestnut
[和名]ヨーロッパグリ
[学名]Castanea-sativa
ブナ科/落葉高木
高く茂った樹幹は30mにもなる
周囲は12m以上にもなる
[花期]:6月頃開花
[花]:サンザシ・ナナカマドに似てトリメチルアミンの不快な匂いを放つ
[実]:9~10月に成熟/野生のものは小さく痩せている
【分布・育て方】
◆主として地中海沿岸諸国で栽培される/上質の実はこの地域に限る/大木もこの地域が多い
◆栽培の始まりは古代ギリシア以前/ヨーロッパには小アジアのサルディスから伝わる/Castanea(属名)はマグネシア地方(テッサリア地方のエーゲ海沿岸地域)の古都Castagnaに由来する
◆暖かい(特に冬)/日向/水はけの良い土地/乾いた砂地を好む
【伝承・歴史など】
◆[イギリス]:古代ローマ人によって伝えられた/特に南東部に多い/グロスターシャーの“トートワースのクリ”は境界木として標とされていた(12世紀)古木がある
◆[シチリア島]:エトナ山の東斜面に世界最大の栗の木があった(~19世紀)/樹齢は3000年以上/周囲は68mで100人の騎士が樹冠の下で嵐を避けた(16世紀)
【花言葉】
『独立と不正』『私を見損なうな』
【民俗学的なこと】
◆[死者の祭祀食]:万聖節(11月1日)の前夜には食卓に何粒かを残しておく(ピエモンテ地方,タスカニア地方〔イタリア中部〕)
◆[食料として]:カール大帝によって栽培を奨励された(クワ・アーモンド・イチジクと共に)/暖かい地方の貧しい人々にとって貴重な栄養源だった/おかげで凶作時にも生き延びられた
◇栗が農村経済を支えていた場所では、収穫期には共同体生活は賑わった
◇賑わいの後に村の貧しい人々が落ちた栗を拾い、最後の残りは豚の飼料となった
◇干され・砕かれ・その粉は家の中の箱に貯蔵された
◆[断食の表現]:“水とクリでしのぐ”(フランス語圏)/“水とパンでしのぐ”(英語圏)
◆[まじない]:背痛除けにポケットに入れて持ち歩く(ドイツ)/ただし人から貰う(or)借りた実でないと意味がない(イギリス)
◆[民間医療]:血によいと昔は言われた/食べ過ぎは頭痛のもと
【特徴と利用法】
◇葉:夏に摘み取る/乾燥させて成分浸出液・成分抽出液にする
◇実(種子):秋に集めて料理にする/(皮を剥いて)そのまま・茹でる・炒める・オーブンで焼く料理向けに粉にする/ジャガイモの2倍のデンプン+少量の脂質を含む
◇樹皮:産業向けに使う
◇木の材質は固いので利用価値がある/ただし木目の美しさ・耐久性はオークよりも劣る
◆[建材]:オークと併用する
◆[ホップ栽培に用いる]:ホップの蔓に細い支柱として(ケント地方など)
◆[垣][門][柱][水車][死棺][はしご][床板][家具][器具][ろくろ細工][彫刻]:耐久力がある・水にも強いという利点を生かす
◆[粗朶/そだ]:クリの木の枝を集めて束にした(暖房用にも使える)
◆[皮なめし剤]:樹皮からタンニンを抽出した(これを皮革産業向けの皮なめしに用いる)/オークの7倍も得られた
◆[染料]:樹皮・幹材・果殻を使う(色彩は不明)/木の灰は安い媒染剤として使われた
【料理】
◆[スナック][野菜]:焼く(or)茹でるかして食べる
◆[乾燥果実]:保存用に
◆[パン]:必要に応じて挽き臼にかけてライ麦と一緒に焼く/都市では中世盛期の間に登場しなくなった
◆[詰め物][プディング]
◆[デザート][ピューレ][砂糖漬け]
◆[ソース]
◆[スープ]:しっかり味付けしたクリのソースと茹でたレンズ豆を和える料理(古代ローマの料理書『アピキウス』にある)
【症状と薬効】
◇収斂性のハーブ
◇咳の予防/抗リウマチ作用がある
◇古くから[熱病][おこり][百日咳]などの薬とされた
“非常に情欲をかきたてる/そして咳・喀血のじつに見事な治療薬である”(byカルペパー:1653年『英国の医師・増補版』)
[発作的な咳][百日咳][痰の詰まり][下痢][リウマチ]:葉を内服する
[咽頭炎]:葉をうがい薬にする
[英名]Sweet-chestnut/Spanish-chestnut
[和名]ヨーロッパグリ
[学名]Castanea-sativa
ブナ科/落葉高木
高く茂った樹幹は30mにもなる
周囲は12m以上にもなる
[花期]:6月頃開花
[花]:サンザシ・ナナカマドに似てトリメチルアミンの不快な匂いを放つ
[実]:9~10月に成熟/野生のものは小さく痩せている
【分布・育て方】
◆主として地中海沿岸諸国で栽培される/上質の実はこの地域に限る/大木もこの地域が多い
◆栽培の始まりは古代ギリシア以前/ヨーロッパには小アジアのサルディスから伝わる/Castanea(属名)はマグネシア地方(テッサリア地方のエーゲ海沿岸地域)の古都Castagnaに由来する
◆暖かい(特に冬)/日向/水はけの良い土地/乾いた砂地を好む
【伝承・歴史など】
◆[イギリス]:古代ローマ人によって伝えられた/特に南東部に多い/グロスターシャーの“トートワースのクリ”は境界木として標とされていた(12世紀)古木がある
◆[シチリア島]:エトナ山の東斜面に世界最大の栗の木があった(~19世紀)/樹齢は3000年以上/周囲は68mで100人の騎士が樹冠の下で嵐を避けた(16世紀)
【花言葉】
『独立と不正』『私を見損なうな』
【民俗学的なこと】
◆[死者の祭祀食]:万聖節(11月1日)の前夜には食卓に何粒かを残しておく(ピエモンテ地方,タスカニア地方〔イタリア中部〕)
◆[食料として]:カール大帝によって栽培を奨励された(クワ・アーモンド・イチジクと共に)/暖かい地方の貧しい人々にとって貴重な栄養源だった/おかげで凶作時にも生き延びられた
◇栗が農村経済を支えていた場所では、収穫期には共同体生活は賑わった
◇賑わいの後に村の貧しい人々が落ちた栗を拾い、最後の残りは豚の飼料となった
◇干され・砕かれ・その粉は家の中の箱に貯蔵された
◆[断食の表現]:“水とクリでしのぐ”(フランス語圏)/“水とパンでしのぐ”(英語圏)
◆[まじない]:背痛除けにポケットに入れて持ち歩く(ドイツ)/ただし人から貰う(or)借りた実でないと意味がない(イギリス)
◆[民間医療]:血によいと昔は言われた/食べ過ぎは頭痛のもと
【特徴と利用法】
◇葉:夏に摘み取る/乾燥させて成分浸出液・成分抽出液にする
◇実(種子):秋に集めて料理にする/(皮を剥いて)そのまま・茹でる・炒める・オーブンで焼く料理向けに粉にする/ジャガイモの2倍のデンプン+少量の脂質を含む
◇樹皮:産業向けに使う
◇木の材質は固いので利用価値がある/ただし木目の美しさ・耐久性はオークよりも劣る
◆[建材]:オークと併用する
◆[ホップ栽培に用いる]:ホップの蔓に細い支柱として(ケント地方など)
◆[垣][門][柱][水車][死棺][はしご][床板][家具][器具][ろくろ細工][彫刻]:耐久力がある・水にも強いという利点を生かす
◆[粗朶/そだ]:クリの木の枝を集めて束にした(暖房用にも使える)
◆[皮なめし剤]:樹皮からタンニンを抽出した(これを皮革産業向けの皮なめしに用いる)/オークの7倍も得られた
◆[染料]:樹皮・幹材・果殻を使う(色彩は不明)/木の灰は安い媒染剤として使われた
【料理】
◆[スナック][野菜]:焼く(or)茹でるかして食べる
◆[乾燥果実]:保存用に
◆[パン]:必要に応じて挽き臼にかけてライ麦と一緒に焼く/都市では中世盛期の間に登場しなくなった
◆[詰め物][プディング]
◆[デザート][ピューレ][砂糖漬け]
◆[ソース]
◆[スープ]:しっかり味付けしたクリのソースと茹でたレンズ豆を和える料理(古代ローマの料理書『アピキウス』にある)
【症状と薬効】
◇収斂性のハーブ
◇咳の予防/抗リウマチ作用がある
◇古くから[熱病][おこり][百日咳]などの薬とされた
“非常に情欲をかきたてる/そして咳・喀血のじつに見事な治療薬である”(byカルペパー:1653年『英国の医師・増補版』)
[発作的な咳][百日咳][痰の詰まり][下痢][リウマチ]:葉を内服する
[咽頭炎]:葉をうがい薬にする