先日、青柳尊哉さんが出演された劇団時間制作の公演『迷子』を配信で観ましたので、その感想をお伝えしたいと思います。

私が観たのは、11月28日18時~(Aキャスト)の回です。

 

※配信を観ての感想ですので、役名や解釈などに間違いがありましたらすみません。

 

◆劇団時間制作 第二十二回本公演 『迷子』(120分)

期間:2020.11.21~29

会場:東京芸術劇場 シアターウエスト

作・演出:谷 碧仁

出演者岡本玲 桑野晃輔 青柳尊哉   田野聖子 石井康太 武藤晃子 西川智宏   竹石悟朗   田名瀬偉年(劇団時間制作)   

 <Aキャスト> 橋本真実 栗生みな やまうちせりな 佐々木道成(劇団時間制作)    <Bキャスト> 野村龍一 大浦千佳 樹麗 山本夢

 

【あらすじ】(劇団時間制作 公式HPより)

3人の幼馴染
家族同士で行った旅行先の「すたか荘」で火災が起きた。
あれから時間は経っているはずだが昨日の様に思える。
芦沢家は次女を失った。
葛生家は両親を失った。
加藤家は…全員無事であった。
全員被害者であるが、立場の違う者同士が共に旅館を訴えた。
しかし、その裁判に疑問を持っていた加藤家亭主は、
司法修習生である元教え子の富岡と伊勢に相談を持ち掛ける。
「裁判を終らせてほしい…」
交差する3つの家族の想い、司法修習生と担当弁護士による正義の違い。
そして次第に見えてくる「あの日の火災について」。
正義VS正義
一体、「終わらせる」とはなんなのか。答えのない問題に向き合った圧倒的な現代劇。

 

 

 

 

 

 

◆登場人物

 

★加藤家

父・・・教師(マナブ)

母(アサコ)・・・編み物の先生。芦沢家の次女とアイリが同じ年の為、何かと相談する仲

長男(コウタロウ)・・・カナダ在住だが一時帰国中。既婚

次男(ユキヤ)・・・芦沢家長女(マキ)、葛生家一人息子(ショウ)と幼馴染み

長女(アイリ)・・・芦沢家次女(ココミ)と同じ1999年生まれ、勉強はあまり好きでなさそう

 

★芦沢家

父・・・火災事故以降、妻のミドリコを支え、明るく振舞っている

母(ミドリコ)・・・優秀な次女ココミが生き甲斐、娘が同い年の加藤家と仲が良い

長女(マキ)・・・ユキヤ、ショウと幼馴染み。火災事故以降、長女として母を支え気丈に振舞っている

次女(ココミ)・・・一年前に家族旅行で泊まった民宿の火災事故により死亡。加藤家アイリと同い年

 

★葛生家

父・・・一年前に家族旅行で泊まった民宿の火災事故で死)

母・・・父と同様の理由で死亡

長男(ショウ)・・・芦沢家のマキ、加藤家のユキヤと幼馴染み、火災事故で重要な証言をした

 

★溝口家

ヒフミ(82歳)・・・一年前の火災事故が起きた民宿の経営者で、この人に落ち度があると思われている。火災事故で死亡

孫娘・・・長引く裁判と祖父が悪人とされたことに納得がいかず、火事当日のことを探るため編み物教室の生徒として加藤家に通う

 

★磯貝弁護士・・・火災事故の裁判の担当弁護士

 

★加藤家父の教え子

富岡(弁護士志望の司法修習生)・・・恩師の自宅に招かれ、恩師が火災事故の裁判の原告であることを知り、恩師の希望が叶う方向(裁判を早く終わらせたい)に向かうよう、担当弁護士と激しく意見を戦わせる男性

伊勢(検事志望の司法修習生)・・・加藤家母の編み物教室に通いながら、裁判の行方と溝口の孫娘を見守る女性

 

※亡くなっている人は名前が出てくるだけなので、実際の登場人物は13名です。

 

 

◆大まかなストーリー

 

2017年1月6日、加藤家、芦沢家、葛生家の子供同士が幼馴染みの三家族で行った温泉旅行。

その時泊まった民宿で深夜火災が発生し、三階で寝ていた芦沢家の次女のココミと葛生家の両親が亡くなった。

三家族は、賠償金請求をするために民事裁判を起こしたが、一審では請求金額の三分の二しか認められなかったため、三家族で加藤家に何度も集まり、弁護士を交えて今後の方針について話し合いを重ねていた。

しかし、全員無事だった加藤家と大切な人を失った芦沢家、葛生家とは裁判で控訴するかどうかの気持ちが違っていた。(葛生家のショウは、別の想いを抱えていた)

それでも、全員無事だった加藤家は、芦沢家への負い目から、控訴したいという芦沢家に無理に合わせようとして苦しんでいた。

そんな状況を見ていた加藤家父の教え子で司法修習生の富田は、加藤家の家族の苦しみを取り除くため、一刻も早く裁判を終わらせるべきだと磯貝弁護士に強く訴える。

それに対し、ベテランの磯貝弁護士は、たとえ一審で勝訴したとしても、残された家族が大切な人の死を乗り越える前に裁判が終わってしまうと、勝訴した後に残された家族が死を選ぶ可能性があると断言する。

それは、磯貝弁護士の長年の経験からくる確信に近いようなもので、それだから全員無事だった加藤家は、他の家族のために犠牲になって、できるだけ裁判を引き延ばすべきだという方針だった。

 

しかし、裁判を引き延ばしたことにより、精神が崩壊しつつあった芦沢家の母ミドリコは、亡くなったココミと同い年の娘を持つ加藤家への攻撃が次第にエスカレートしていく。

そして、それはある事件で決定的な亀裂を生んだ。

その事件とは、優秀なココミが亡くなり、出来の悪い自分が生き残ったことで加藤家(特に母)がミドリコに責められていると感じたアイリは、自分が死ねば芦沢家と同じ立場になり、加藤家が責められることもなくなる、とアイリなりに考え、自殺をしようとした。

だが、川に飛び込もうとしていたところを、偶然ミドリコが見つけて加藤家に連れ帰ってきたことでそのことがわかり、加藤家の母アサコは衝撃を受ける。

そして、我が子を「アイリ!」と強く叱ると、アイリは火災事故以降、初めて母親が自分の名前を呼んでくれたことに涙を流す。

火災事故以降、母のアサコはミドリコに気を遣うあまり、なにかにつけて「ココミちゃん」「ココミちゃん」と亡くなったココミのことばかり話すようになっていた。

自分は生きてここにいるのに、母は名前を呼んでくれない、その寂しさとそうせざるを得ない状況・・・

母のアサコはそんなアイリの気持ちに気づき、「控訴は・・・やめ、ます。うちは何もいりません」と泣き崩れた。

それを聞いたミドリコは激高し、興奮のあまりアイリの首を絞めようとしてアイリにつかみかかる。

必死にミドリコを止める加藤家の家族と、アイリを守ろうとする母のアサコ。

ふっと正気に戻ったミドリコは、ココミを探しながら夫と帰っていく。

 

その一部始終を見ていた芦沢家の長女マキは、もう控訴はやめて遠くに引っ越して一から出直そうと思うと加藤家の家族に告げる。

それを聞いていたショウは、「あの火災事故は老害のせいだ!悪人だ。許しちゃいけない」と慌ててマキに言う。

マキは、芦沢家にはまだ長女の自分がいるから大丈夫だと思っていたが、母の心の中にはココミしかいないことがわかって、吹っ切れたと。

だから、ショウには前を向いて生きていってほしい、と言うが「前ってどこ?わかんない、わかんない」とひどく動揺するショウ。

でも、遠くへ行ってもう二度と戻ってこないというマキの決心は固く、深々とお辞儀をして去っていこうとした。

とその時、帰ったはずの母ミドリコが戻ってきた。

我に返ったミドリコは、帰る時にぶつかったマキの体を心配し、気遣う。

その瞬間、ずっと気丈に振舞っていたマキは緊張の糸が切れたように、その場にしゃがみこんだ。

そして、幼児のように心細そうな声で「どこにいけばいいの?私。教えて・・・」と泣き崩れる。

 

部屋に戻ったショウは、ボイスレコーダを持ち、両親の遺影に向かって「迷子287日目、快晴」と話しながら、マキもユキヤもそばにてくれることをうれしく思いながらも、自分のために本当のことを言わない自分をずるいと責めていた。

誰にも言えない悩みを抱え、揺れ動くショウ。

 

その頃、芦沢家では、アパートに戻ったミドリコがいつものようにベランダで、空に向かって独り言を言っていた。

みんなが自分と同じ苦しみを味わって、この地獄がずっと続きますように、と念仏のように唱えながら、それではだめだとわかっているの変わることのできない自分を持て余しているようだった。

ふと空を見上げたミドリコは、椅子に上がり手を伸ばし、すだれを一枚ずつおろした後、結んであったひもを外し・・・・・・。

 

加藤家では、ユキヤが呼んだ磯貝弁護士がやってきた。

ユキヤは磯貝弁護士に、控訴をしないと伝える。

そこへ、部屋から出てきたショウが、民宿のおじいさんが消火活動も避難経路のことも全力を尽くしていたことを全部思い出した、と話し始める。

興奮したショウは、過呼吸になりながら、本当のこと言っても自分がどんな人間であろうとも、ユキヤが自分から離れていかないかを確かめる。

ユキヤは、どこにも行かないしもう迷ったりしないからとショウに約束する。

そして、磯貝弁護士にはっきりと、ここで裁判を終わらせて前に進みたい、と告げる。

ショウには、ずっとこのまま家にいていいから、立場はちがうけど一緒に乗り越えていこう、とユキヤや加藤家の家族はやさしく励ますように言う。

加藤家の家族は、カナダに帰る兄のコウタロウに、いっそのことみんなで移住しないかと誘われ、みんなもすっかり明るくなってその話に乗っている。

それを見たショウは、「すっかり元通りだ」とうれしそうにつぶやき、自分はここを出ていくと告げ、部屋に戻る。

ユキヤはショウを追いかけ、出ていくショウを止めようとするが、ショウは部屋を片付け始めた。

 

そこへやってきた芦沢家のマキ。

やけにハイテンションで、控訴をしないとユキヤから言われても、全然オッケーだと明るく答える。

そして、みんなで飲もうと言って冷蔵庫からビールを出して飲みながら、昔、ショウが迷子になったたことが思い出ベスト1だと話す。

マキは控訴はどうするの、とショウに聞かれたマキは、家も控訴はしない、というよりできなくなった、と答える。

なぜなら、母がベランダで首をつっていたから、と。

だから控訴は、ショウちゃんだけで、とマキ。

興奮して話し続けるマキは、先に救急車を呼ばなくてはと気が付き、電話をかける。

泣き崩れる母アサコ、お母さんのせいじゃないとは母を支えるユキヤ。

あわてて芦沢家に駆け付ける加藤家の父と兄。

芦沢家の母ミドリコが亡くなったことを知った磯貝弁護士は、書類をめくりながら「間違っていた。いったいどこから間違えた?」と慌てている。

肉じゃがを食べていたマキは、どっちが美味しいと思う?とショウに聞いている途中で、言葉が途切れ途切れになっていく。

さっきまで笑顔だったショウが泣き顔になり、部屋に駆け込み「この僕にはその権利(控訴する?)がない」と言いながら、遺影を棚からおろして伏せ、ボイスレコーダーをテーブルに何度も打ち付ける。

 

加藤家にいるマキは、息ができない、と言いながらその場に立ちすくむ。

ユキヤはマキに寄り添い、次は一緒に迷子になってやるから、と必死に励まし続け、ショウを呼ぶ。

ショウは、失ったものは戻らないから自分も控訴をやめる、次は自分とユキヤがマキを見つけるから待ってて、とマキにやさしく言う。

マキは、ユキヤに背中をさすってもらいながら、ただうなづいている。

 

ひとりぼっちになったマキは、母や父、ユキヤやショウの名前を泣きながら呼び、暗闇の中をひとり彷徨う。

マキのそんな姿を見ていたショウは、「僕も控訴をやめるよ。失ったものは戻らない。次は僕がマキちゃんを見つけるから待っててね。マキちゃんのために生きていくよ」とうれしそうに呟く。

 

その瞬間、加藤家の編み物教室から密かに様子をうかがっていた溝口家の孫娘は「裁判が終わった!」と叫び、ずっと編み続けていた編み物をハサミで切り刻み、空中へ投げ捨てた。

それを見た検事志望の伊勢は、泣きながら去っていく。

 

マキは、一人で出口のない暗闇をさまよい続けている。

父や母、妹、ユキヤやショウの名前を呼びながら・・・・・・。

 

 

 

◆公演の生配信と見逃し配信

 

この作品は、最初に配信で一回観たあと、見逃し配信(当日観た人にも)で何度か観ることができました。

配信は、カメラの向いている方向しか見られなかったり、劇場の空気感が味わえなかったりということもありますが、見逃し配信で一定期間(今回は一週間)何度も観られるという良さもあります。

今回の作品は特に、登場人物が多かったり上演時間が二時間と長かったりしたのと、手元に当日のプログラム等がなかったので、内容を一度で理解できなかったので、見逃し配信は本当にありがたかったです。

 

 

◆感想

 

☆母親同士の対決シーン

 

長年、家族ぐるみで仲良くお付き合いしていた家族同士でも、一緒に行った旅行先の火事で、大切な人を亡くした家族とそうでない家族の間にこんな風に亀裂が入っていって、結局、全員無事だった家族もギリギリのところまで追い込まれていくのだなぁ、というのが、観終わった直後の率直な気持ちでした。

特に、芦沢家のお母さんのミドリコの加藤家母子への嫌味攻撃がどんどんエスカレートしていくところは怖くて、それでも加藤家の母アサコはずっと耐えていたのですが、アイリの自殺未遂事件の夜、とうとうミドリコとアサコは本音でぶつかり合ってしまいます。

このシーン、「ココミの代わりにアイリが死ねばよかったのに」と言って憑りつかれたようにアイリにつかみかかるミドリコと、「この子を殺したらあなたを殺す」と必死に我が子を守ろうとする、母親同士の対決シーンがすごい迫力で圧倒されましたが、ここはずっと我慢していたアサコが爆発する姿に共感してしまいました。

結局、加藤家の息子たちがミドリコを止めてその場は収まったのですが、その後、我に返って放心状態のミドリコの後ろ姿がとても寂しそうで、もしも自分がミドリコの立場だったら、と思うと胸が痛みました。

 

 

☆アイリ

 

火災事故以降、ミドリコに気を遣うあまり、アイリの前でも母親はいつも「ココミちゃん」と亡くなった人の名前ばかり呼んでいて、アイリの名前はちっとも呼んでくれなかった。

それが、自殺未遂事件で本気で母親に叱られ、「アイリ!」と久しぶりに自分の名前を呼ばれて、涙するアイリ。

アイリは、自分が死ねば芦沢家と同じ立場になって、自分の家ばっかり責められることはなくなるかな、と考えて選んだのが川に飛び込むという行為だったと話す姿が健気で、泣かされました。

次女を亡くした芦沢家も辛かったと思うけど、亡くなったココミの姿をいつも重ねて見られていたアイリも辛かったんだろうなぁ、とアイリの涙を見て、私も泣けてきました。

 

 

☆磯貝弁護士と司法修習生(弁護士志望)富岡の対決シーン

 

大切な人を亡くした家族の『心』を第一に考えて、時間をかけてそれを乗り越えていくために全員無事だった加藤家は犠牲になるべきだという磯貝弁護士と、長引く裁判でボロボロになっていく加藤家の家族の『心』のことを考えて、一刻も早く裁判を終わらせるべきだと訴える富岡は激しい論争を交わしますが、どちらの立場に立って考えるかによっても意見が違ってくるだろうし、弁護士としての経験によっても方針が違うのだということが伝わってきました。

ただ、磯貝弁護士の経験から来ていると思われるはっきりと断言する言葉に、この時は説得力を感じたのですが、その後に起こる悲しい結末までは予測できなかったようで、弁護士という仕事の『先を見越して立てる方針の難しさ』というものを感じました。

 

 

☆マキ

 

大切な妹を亡くしたけれど、心が壊れてしまった母親代わりに食事の支度をしたり、母を一生懸命支えて気丈に振舞っていたマキ。

でも、母親はココミの後を追うように自宅のベランダで首をつって亡くなってしまい、そのことで緊張の糸が切れたようになったマキは、心が迷子になり、一人で暗闇をさまよい続けるのですが、幼児のように不安げに父や母、友達の名前を呼び続けるマキの姿がかわいそうでたまりませんでした。

特に、母親が首つり自殺したことを加藤家で話す時、最初はとても明るい調子で話し始めるのですが、途中で言葉に詰まったり、声が出にくくなっていくシーンは、しっかりしたマキがだんだん子供のようになっていくところが辛かったです。 

 

その昔、迷子だったショウをユキヤと探したマキっだったが、今度はショウやユキヤがマキを探してくれて、いつの日かマキを見つけてくれて、マキが明るい道に出られるといいな。

それとも、自分で迷子から抜け出せる道を見つけられる日が来るのかな?

マキに明るい未来が待っていることを祈らずにはいられませんでした。

 

 

☆ショウ

 

ショウは、グレーで袖がふんわりとした上着を着て、耳の下までのサラサラの髪を流し、妖精のような青年でした。

でも、隠し事をしているせいや両親を亡くしたせいなどで、精神的に不安定な様子で、いつも手や足をモゾモゾさせていました。

かと思うと、部屋で一人になると、火災事故の裁判で事実を違う証言をしている自分をずるいと責めたり、証言を変えて本当のことを言おうとしていた時に、マキが遠くへ引っ越そうと思うと話すのを聞いて、おじいさんは悪人だから許してはいけない、と強い調子で言ってみたり、激しい一面も持ち合わせているようでした。

 

中でも一番驚かされたのは、自分は火災事故以降、ずっと迷子〇〇日目という日記のようなものをボイスレコーダーに吹き込んでいたのに、いざマキが迷子になったら、急に自信ありげに、自分はずっとマキやユキヤのそばにいるから、といった場面でした。

その場面では、ユキヤが「お前本当にショウか?」と聞くほどの変化だったのですが、マキが迷子になって自分が頼られれば、もうどこにも行かないという安心感が生まれたからなのか、妙に自信ありげなショウがちょっと不気味でした。

 

こんな風に、やさしいけれど周りの状況に影響されやすく、心が不安定な青年ショウの微妙な感情の揺れ動き、複雑な心境や変化を本当に自然に、演じているというより成りきっている感じで、これがウルトラマンZのあの隊長と同一人物とは信じられないほどでした。

四年前にウルトラマンオーブでジャグラー役を演じられて以来、初めて拝見(配信で)したタカヤさんの舞台でしたが、ジャグラー役を経てますます演技力に磨きをかけれたという印象でした。

 

この感想記事を書きあげるまでの一週間、二時間というお芝居のあらすじや感想をまとめるが難しくて、実は私も迷子になっていました。

途中、何度も投げ出しそうになりながらも、何とかゴールにたどり着きました。

そしてその時、あの三家族とおじいさんの家族も、あの後、みんな前を向いて進んでいってくれたらいいな、と思いました。

みなさんは、どのように感じましたでしょうか?

 

 

※今回の配信は、チケットペイというサイトを通して観ることができましたが、配信で観るのが難しいのでは?と思われている方もいらっしゃるかもしれないので、次回のブログ記事で、配信で観る方法をお伝えしたいと思います。