この記事を書いたのは、今から四年ほど前の2月。

後でアップしようと思って下書き保存したまま、すっかり忘れていました。

ところが最近、キャンディブーケの記事へのアクセスが多く「そう言えばキャンディレイも作ったなぁ」と思って探してみたところ、下書き保存されたままになっていたこの記事を見つけました。

少し手直しして、作る過程もサンプルで試作して加筆しました。

では、どうぞ。

 

 

◆キャンディレイの作り方

 

お祝いのイベント用に、ふと思いついたキャンディレイ。

それは、私の好きな俳優さんの公演がお誕生日と近かったため、面会でプレゼントを渡す際に首にかけてあげて、お祝いムードを演出したい、ということから思いついたのでした。
そこで、既製品を探してみたのですが、私の求めていた『シンプルで美しい大人向きのキャンディレイ』が見つからず、それなら自分で作ってみようと思い、色々検索し作り方を研究しました。


まず、検索で一番たくさん出てくるのは、幼稚園や小学校のバザー用などの大量生産向きの作り方でした。

でも、私が作るのはたった一つなので、なるべく身近で売られていて、余りが出ない(出ても他に利用できるもの)材料で作ることと、子供っぽく見えないものを目指しました。

そうして、試行錯誤の末にできたのがこちらです。


 

それでは、作り方を説明します。

 

《材料》大人用×ひとつ分

・透明な袋入りで、ジュエリーっぽく見えるアメを12個(3~4色あるとキレイ)⇒私は菓子問屋でジュエリーみたいなアメを見つけました。(でも100個入りだったので、その後しばらくはアメを食べ続ける羽目になりましたが)
・アメの色に合わせた細いリボン(5mm幅)を数種類(一か所につき22~24cm必要×アメの個数分)
・A4のセロファンの袋(100均)を2枚

 


《作り方》・・・当時、作る過程を撮り忘れたので、今回サンプルとして、小さなセロファンの袋を使い、ボタンと刺繍糸で作り方の過程を改めて撮りました。(3分の1くらいのサイズ)

 

①A4サイズのセロファンの袋を真ん中から二つに切り、

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半分に切った袋の輪になった側にアメ3個を等間隔に置き、端からくるくるっと2~3巻きする。

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その際、袋の端っこの口部分(上の写真では右側)は、次のアメを包んだ部分と重ねて繋げるようにするので、端っこ部分は少し多めにあけておく。

セロファンを2~3巻したら、このようにピンチやクリップで挟んでおくと、中のアメがずれないのでリボンを結びやすくなります。

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②アメとアメの間を、アメの色に合わせたリボンで2巻してから蝶結びにする。

※リボンを結んでからカットする方が、先にカットしておくよりも結びやすかったです。

 

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③次も同じように作り、つなぎ目は片方の袋部分にもう片方を入れ、その部分を外れないようにリボンで結ぶ(難しかったら、裏になる部分をセロハンテープで軽く止めても大丈夫)

 

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④全部を輪にして出来上がり

 

ポイントは、等間隔にセロファンをリボンで結ぶことと、セロファンを2~3巻きすることです。
大量に作る場合は、キャンディレイ用の袋に入れて作ると手早くできるようですが、一つ二つならこの方法をお勧めします。
というのも、キャンディレイ用の袋が大量(100枚単位)でしか販売されていなかったため、苦肉の策としてA4サイズの袋状のセロファンを数回巻くこの方法で試作してみたのですが、光を反射してまるでジュエリーの輝きのように見える効果があることを発見したからです。
この仕上がり、いかがでしょうか?

セロファンを2~3巻しているので、きれいな丸い形になりました。

サイズは自分で試しながら作りましたが、首にかけて差し上げたらちょうどよかったです。

 

 


お子さんの場合は、レイならアメ9個くらい、ティアラなら6個くらいで作れると思います。
そして、リボンはぜひアメの色に合わせて手芸用のきれいなものを使われることをお勧めします。
出来上がりの質感が全然違います。(最初は、家にあるお菓子についていたリボンで作りましたが、安っぽくなってしまいました)

 

お子さんやお友だちのお誕生日やお祝いごとに、ぜひこのキャンディレイを作ってみてくださいね。