すみれです
前回、『入院2日目 』からの続きです。
【入院3日目(手術日)】
5:15 自然に目が覚める。
前日から飲んでた下剤の影響か、
またお腹がゴロゴロ言ってる。。。
8:30 ドクトルMとS先生の回診
ドクトルM、超ニコニコなんですけど・・・・
以前にもまして、顔からこぼれ落ちんばかりに
くりくり輝いてる目・・・・・
・・・もうええっちゅうねん
手術では、髪の毛が邪魔にならないようにと
事前に2つに縛るように言われていたので
さっそく縛り、
昭和の女学生に変身。
3年B組、再び(笑)
服装も、病院から渡された
手術着にチェンジ
ちなみに、
おへそは入院初日に綿棒で
看護婦さんにお掃除してもらいました
へそから内視鏡のカメラを入れるため
ゴマが溜まってると、
大映しになって恥ずかしいんだそうです。
恥ずかしいとか恥ずかしくないの問題ではないと思うんだけど
そして、下の毛も
術前に剃られたという話がほとんどなので
いちおう覚悟したものの
結局剃られませんでした\(^O^)/
薄毛だからか頭が。←関係ないか
10:00 昨夜、4本目が終わったところで
針は刺したまま止めてた点滴を再開
しかし再開した直後
管に空気がボコボコ入ってきている
ではないか
あたしは、以前
『血管に空気が入ると死ぬ』
と聞いたことがあったので
慌てて必死に看護婦さんに訴えるも
「・・・大丈夫デスヨ」
冷ややかな視線を向けられ、スルー
その後も大きな空気が続々と
3つほど血管内に入っていって、
死を覚悟したすみレンコン(笑)
だけど、結局死にませんでした。めでたしめでたし。
200mlくらい入るとやばいらしいけど
少量なら大丈夫だそうデスホッ
12:00 主任殿がやってきて、
オセロと花札を買ってきてくれたけど
オセロ、惨敗(2回やって2回とも)
※苦手なんですよ・・・・アレ
「いくらなんでも、弱すぎだろ・・・・・・」
そして花札は、
2人ともルールを思い出せず、惨敗
※小学生の頃は得意だったのに。。。
そうやって、
ベッドの上でのんきに不毛な遊びを展開させていると
ついに手術予定の2時になった。
しかし
14:00 看護婦さんが一度来るも、
「まだ呼ばれてないんで、待っててくださいね」
おあずけ状態で、そのまま時間はたちまくり
14:30
「遅いですね
前の方が長引いてるんですね
待ってると長いですよね」
優しいお気遣いをいただきながら
もう、ダレてきてる本人(笑)
しかし、ほどなくして
「すみれさん、準備できたようなので
行きましょうか」
どっきーーーん
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
いよいよ、手術室へと移動することに・・・・・
点滴のガラガラを引きずって
看護婦さんと、主任殿と廊下を3人で歩いていく。
もう、ここまで来たら引き返せない。
ベルトコンベアで流されていく感じ。
ベッドも乗る、大きな広いエレベーターで
手術室のある5Fへ降りていく。
扉が開くと、そこは
外来の診察室や、見慣れた病室のある階とは
雰囲気がまるで違った。
バイオハザードに出てきそうな、
↑アンタこれ好きよね
秘密の研究所みたいな白い壁、特殊な大きな扉、
タッチパネルのロック装置のついた
厳重そうな入口。
ピーンと張りつめた空気には、何かのツーンとする
薬の香りが漂っている。クンクン
とりあえず、近くの長椅子に座っているように言われる。
すると、手術室から看護婦さんに押されて
1台のベッドが出てきて、エレベータの前で止まった。
女の人が真っ青な横顔で寝ている・・・
ベッドの足側には酸素ボンベみたいなものがついてて
プシュー、プシューと何やら定期的に音を立てていた。
うをーー(((゜д゜;)))
あたしもあんなんなって出てくんの
にわかにビビりながら見守っていると
女の人が目を開けた
目だけで周りを見ようとして
眩しそうにしかめ面をした。
うをー(((゜д゜;)))
もう意識あるんだ
(意識があったかどうかは定かではないが)
もうね、一つ一つ凝視ですよ(笑)
そのベッドは、看護婦さん2人がかりで押され
迎えに来たエレベーターに静かに消えて行った・・・・・
すると、手術室の中から
インターフォンのような音声で
「すみれさん、どうぞ」
と案内があり、看護婦さんに促される。
「じゃー行ってくるね」
「頑張ってね」
ここで、主任殿とはお別れ。
では、
イザ
・・・・・つづく。