すみれです
ワタシの記事、毎回ほんと長くてスミマセン
いつも見に来ていただき、ありがとうございます。
とか言いながら
今回も、懲りずにアホみたいに長いです
では昨日の『入院3日目(手術日) 』からの続きです。
主任殿と別れて扉をくぐると
何人かのスタッフに出迎えられ
シャワーキャップみたいなものを
かぶせられる。
さらに、少し薄暗い通路(?)を通って
手術室へと案内されて入ると
そこには・・・・・・
エ?( ゚ ▽ ゚ ;)
何かのセール?
ってくらい、人がうじゃうじゃ。(20人ぐらい)
思っていたより、手術室は広くて、
こんなに人が必要と素人のくせに思ってしまうほどの
盛況ぶり(笑)
あたし1人のために、
こんなに多くの人が・・・・・・°・(ノД`)・°・
(前の手術の片づけとかでいっぱいいただけかもしれないけど)
・・・例え勘違いだったとしても、あたしは
そこにいる人全員に、
感謝の気持ちがこみ上げてしまいました
一人一人にお礼を言いたいぐらい!!
いやいや。
まだ始まってすらないから!!
・・・(ノ_-。)
でも、
“今のこの感謝の気持ちを、
ずっと忘れてはいけないな”と心に誓いました。
部屋の隅に
ドクトルMらしき後姿が。
ごあいさつしないと・・・Σ(゚д゚;)
しかし、ドクトルは振り向かず
距離も少し遠くてできないまま
手術台へ連れていかれ、通り過ぎてしまう。
S先生もどこにいるか分からないo(・_・= ・_・)o
・・・・てか、全員同じ格好してるから
ショッカーばりに区別がつかない!
(↑失礼)
「ここに乗ってください」
手術台は、平らではなくて
頭を乗せるとこ、腕を乗せるところ、みたいに
パーツでできていた。
危うくすきまにつま先が食いこみ、
敷いてあった紙がずれてしまう
なんとか横たわると
すぐにまた数人に囲まれててきぱきと
毛布などが掛けられたり、
心電図のシールを鎖骨のあたりに貼ったり
脇腹に貼ったりし始める。
手術台のすぐ横に座ったショッカー(コラコラ)に
「お名前フルネームと、
ご自分の症状をおっしゃってください」
と、いきなり問いかけられる。
「○○すみれです。
えっと、左卵巣のチョ、チョコレート膿腫と・・
子宮筋腫と・・・
深部の癒着
」
「“深部内膜症”ですね。はいOKです」
すみレンコン、危ういながらも
赤点は免れたようデス(///∇//)
よく見ると、話している人は、初日に病室に来てくれた
麻酔科の先生だった。
麻酔科の先生
「脳波をはかるものを、おでこに貼りますね。
ちょっとちくちくするかもしれません」
何かが、貼られるけど、痛くはない。
「指にクリップつけますね」
すべて、痛くない。
※ひとさし指につけられたクリップのようなものは
今調べたら「血中酸素飽和度をはかるもの」だそうです
「手術着、脱ぎますよ~」
手術着の肩のところはプチプチボタンになっており
はずすと、服が前後で2枚にわかれるようになっていて
毛布の下で手際よく前側を抜き取られ
「ハイちょっと腰あげてくださいね」
後ろ側もするするっと抜かれる。
これで、身に着けているのは
紙のかぼちゃパンツと
どんなシーンにも100%応用のきかない
弾性靴下(白)のみ。
(術後の安静による血栓予防のために履きます)
着替え中は、毛布から、身体が外に出ないので
本人は恥ずかしくなくて、ホッ
まぁ、麻酔が効いた後はそんなのお構いなしに
あたしの死にかけの寝顔から始まり(笑)
裸体はもちろんのこと
本人さえも見たこともない
病変から恥ずかしい内臓脂肪に至るまでを
じっくりとみんなで観察しちゃうんでしょうけどネ(  ̄っ ̄)
手術中は、邪魔な腸を
胸側に寄せるため
また心臓より傷の位置を高くして出血を抑えるため
30度もの角度で頭を下げるらしいです。
麻「では麻酔入れますよ」
「はい
」
麻「針のあたりが、ちょっとピリピリするかもしれません」
※ピリピリもしなかった。
いよいよだな・・・・・いよいよだよ。もう。(。・ε・。)
ふと、足元の方に
S先生が見えた。
S先生ったら、
診察室で座ってた時は全然気がつかなかったけど
背がすごく高いのよ
なので、見守っているショッカー軍団の中で
ひときわ頭が飛び出ていたので分かったのだ。
「よろしくお願いします」
寝たまま、辛うじて挨拶できた
S先生も、コクッと答えてくれた
ドクトルMはとうとう見えなかった。
麻酔の合図からすでに1分くらいたち
手術室の天井のライト
(よくある想像してたタイプと違っていた)を
眺めながら、効くのを待っているけど、
一向に変化がない
てか、もしかして
あたし麻酔効かなかったりしてwwwwwww
てかてか、大勢があたしの周りで
無言で見守っている光景が
可笑しすぎる!!!
ちょっとwww、吹いちゃうヨwwwww
ダメ、みんなこっち見ないでwwwwwww
アハ、アハハハハ!!!ヒー
ヾ(@°▽°@)ノ
・・・心の爆笑を必死でこらえながら、
ゴルゴ顔で天井のライトに集中する
バチあたりレンコンww
いや~
こんなでもいきなり、
ガクッと落ちてしまうんだろうか
あ、まさか今もう落ちててヽ(*'0'*)ツ
夢見てるとか
そんなやだ、まさかねぇ~( ´艸`)
だって、
ライト以外もしっかりハッキリ見えるよ
・・・ほら
そして目を動かそうとすると、
なんだか鈍い。
視界がついてくるのが遅い、とでもいうか。。。
あれ(*_*)
あ、やっと効いてきたんだ
やったぁ、そっかぁ(*゜▽゜ノノ゛☆
なんだか、眠い気もするYO。。。。
脳が揺れる・・・振動してる。。。
わぁ、もしかしてもうすぐ落ちる・・・・・
くをー、負けてなるものか~
(要らない根性出すなっつーの)
目をつぶったらおしまいじゃ~
よーし、どのくらい耐えられるか、
やってみよーっと。
うーん、でももう、視界が限界
わー超揺れてるよ~
あーもう何が何だか・・・・
頭ん中、ガックガクだわ・・
そして、ついに
・・・ハイ。
最後までこんな抵抗してみたりして
アホ丸出しだわよ
そして・・・・・・・・・・・・・・・・
「すみれさん、手術終わりましたよ」
…お決まりのセリフで、
ちょっとだけ目を開けてみた時には
すでに回復室の中に
いたのであった
・・・・・つづく