Netflixにて視聴。
アメリカのドラマ。
『現代に突如現れた救世主的な人物とその信奉者、正体に疑問を抱くCIAの攻防を描くスリラードラマ。』
カルト宗教みたいなお話かと思ったら、ずっしり重い宗教がテーマのドラマでした。
メシア(救済者)扱いされる主人公は、自らを『メッセンジャー』と名乗っていて、日本風に言えば神の詔を賜ってる人として、終始圧倒的な存在感を示してます。
が、色んなことが暴かれていったりして、結局本物かペテン師か分からないままドラマが終了。
でもって、シーズン1で打ち切りなので、謎のままドラマは完結です。
こう書くと、なんかおもんなさそうかもやけど、私は面白かったです。
様々な伏線も、後にしっかり回収されていくし、彼の次の世代の器として選ばれたような立ち位置の若者ふたりの今後も観てみたかったです。
ちなみに、私は最後まで見て、彼は本物だと思いました。
それまでの言動とかも鑑みてね。
もし詐欺師なら、もっと上手く立ち回るはずなんで。
それにしても、彼の存在に振り回される人たちの愚かさを実は描きたかったんじゃないかというくらい、周りの人たちのキャラ立ちが凄かったです。
まあね、切羽詰まってるときなら分からんでもないけど、人間らしいと言えば人間らしすぎました(苦笑)