日本では「キングダム」で有名な秦の始皇帝の高祖母であり、中国史上初の政治家となった宣太后ミーユエの一生を描いたドラマ。

 

録画していた全81話を完走しました。

 

感想はというと、60話後半くらいまではずっとめっちゃ面白くって、最後の方の十数話はちょっと飛ばして見る所もありました。

特に、貧困で苦労するシーンは同じようなシチューエーションで何話も続くので飛ばし見し、急遽復活して太后になったときはこれでスカッとするかもと思ったのに、またなんか今度は家族間のウジウジが始まって、うんざりしてまた飛ばし、最終回なんて全81話もあったのに、一話だけで30年以上も一気に経ったような気が・・・。

 

でもまあ面白かったです。

同じようだと思えば早回しして見れば良いだけやし。

ただ、このドラマ、めっちゃ出番が多かった重要な役柄の人たちの殆どがナレ死で済まされ、肩すかし感も否めなかったです。

ここが盛り上がるのにって思ったりしてね。

まあ残酷なシーンは少なくしたかったのかな。

 

時代が古いので(日本だと弥生時代)、よく見てる中国時代劇のようなお衣装の煌びやかさは堪能出来ないけど、主役のスン・リーがめっちゃ綺麗なのでずっと見てられます。

どんなにやつれた状況のときでも美貌は隠せない。

 

それから、初恋は悲恋で終わったけど、夫となる恵文王(秦王)からめっちゃ愛されて、誰にも寵愛を奪われずに済んだし、次の人からも命をかけて愛されたので、色んな苦労はあっても男運は良かったような気がしました(笑)

 

それにしても、環境がここまで人を変えるのかっていう腹違いの姉役のリウ・タオの演技も良かったです。

彼女が出なくなってから面白くなくなったような(笑)

 

とにかく、この時代の勉強も少しは出来て良かったです。

色んな人がいるけど、人間の本質は変わらんから、歴史から学ぶことは多いです、はい。