huluにて視聴。
ビジネスドラマでして、元新聞記者の主人公と日本最大大手の新聞社(彼がかつて勤務していた会社)との買収話。
WOWOWドラマは質が高いモノが多いので、いつもある程度の期待はして見ますが、これも期待に違わない出来でした。
ただ・・・ここからネタバレです。
全員敗者で終わるんです
まあそういう落としどころの方が、よりエンタメなんかもとは思ったけど、イマイチ大きなすっきり感はなく(苦笑)
まっ、ラストシーンに一縷の望みは残してるけど。
でもって、原作を読んでないので分からへんけど、ドラマだけだと主人公の三上博史に対して長年の復讐心を抱く娘の北乃きいちゃんの動機が深く描かれてないので、いまいち理解出来にくい分、最後が未消化って感じになったのも否めません。
他のシーンを削っても、ここは丁寧に描かないと、このドラマのラストが納得出来ない視聴者が多いのでは?
また原作では主役である福士誠治さんの立ち位置の描かれ方も微妙。
信念があるのかないのか(苦笑)
ひよってるのかそうじゃないのか。
まあ本人も自分の中の矛盾にもどかしさを覚えてるんやろうけどね。
で、最後に結論だすけど、それまでの態度がちょっと私には解せんかった。
とはいえ、フツーに面白いドラマでした。