TSUTAYAディスカスにてレンタル。
あらすじをコピー。
『フィギュアスケート界を揺るがしたスキャンダルを描いた実話。天性の才能と努力で2度オリンピック代表選手となったトーニャ・ハーディング。しかし、彼女の夫だったジェフ・ギルーリーの友人がトーニャのライバル、ナンシー・ケリガンを襲撃し…。』
この事件は衝撃的だったんで今でも覚えてます。
日本でもめっちゃ話題になったし、ライバル選手を元夫に襲撃させた疑いのある選手と襲撃された選手が一緒にオリンピックに出るってのも日本人の感覚として違和感ありまくりで、世論は完全にヤカラ女VS悲劇のプリンセスって感じになってました。
これには被害者のナンシー・ケリガンの容姿とスケートの内容も大きく関係してたとは思うけどね。
彼女は綺麗なブルネットで品の良いディズニープリンセスのような容姿の持ち主で、かつ、スケートも芸術点の方が高い優雅なスケーティングを魅せる選手だったってのも、余計に悲劇に拍車をかけて、その分トーニャの極悪さが際立ってしまったという。
ただ、この映画を観ると、トーニャは襲撃のことは知らなかったようで、確かにDVストーカー夫とその仲間ならバカやりそうやし、彼女のせいにするやろなって感じでした。
とはいえ、そういう人間と関わってたのは事実なんで、これを『育ちのせい』としてしまうとあかんよね。
どんな生まれでも、きちんと生きようと頑張ってはる人たちも沢山いると思うから。
この事件を覚えていて、興味がある人なら面白い映画だと思います。
でもご存じないなら、あの時の色んな状況が分からへんから、ちょっと説明不足かもね。
それにしても、DV男ってどうしようもないね。
また、そういう男から逃れられないのも悲劇なり。
お互いに病気なんやろうね。
でも治療して治るんかなぁ。