福建省武夷山桐木地区で作られている紅茶です。
約400年の歴史があり世界で最も早く作られた紅茶です。紅茶というとヨーロッパのものと思われがちですが、実は武夷山が発祥で正山小種が紅茶の元祖です。
元々は半発酵の武夷岩茶の一種でした。それが、全発酵になり紅茶となったのです。
中国紅茶には工夫紅茶・烟小種・紅碎茶と大きく3種類あり、正山小種は烟小種の一種になります。
「正山」とは武夷山の桐木地区のことを指し、「正統派」という意味があります。「小種」は他の茶樹に比べて茶葉が小さい、かつ生産量が少ないという意味だと言われています。
17世紀に英国貴族から高評価を得てアフタヌーンティーの時のお茶として広がり、「ラプサンスーチョン」と呼ばれました。
「正山小種」というとなじみがない方が多いかと思いますが、「ラプサンスーチョン」というとピンと来る方もいらっしゃるのではないでしょうか![]()
日本でも紅茶専門店に行くと置かれていることがあります。
松の濡れた枝を燃やし、煙で燻す製法で、独特の香りを醸し出します。その香りは日本ではよく正露丸に例えられます。非常に癖が強いので好みが分かれるところです。
最近では、松で燻さない癖のないタイプもあります。
いずれのタイプも後味はとても甘いです。


