(ひかるside)(大学生)
ひかる:「保乃ちゃん、いつもそれ飲むよね笑」
保乃 :「うっそ!自覚無かったわ笑」
ひかる:「ちょっとお砂糖多め、でしょ?」
保乃 :「え!なんで分かるん!?」
ひかる:「前と変わらないから、笑」
保乃ちゃんは、変わっていなかった。
笑い方も、
口癖も、
好む飲み物の種類も。
彼女の言葉に感じる温かさも
全く変わっていなかった。
ひかる:「保乃ちゃんが大好きだったから。」
「本当はカッコいい自分でいたくて。
守ってあげたかったんだ。」
保乃 :「…それは保乃もやで?」
ひかる:「え…?」
保乃 :「ひいちゃんが大好きやから。」
「記憶のないひいちゃんやとしても、
もう一度仲良くなりたいって思ったんやし」
保乃ちゃんがまた、
ひいちゃんって
呼んでくれた。
少し気を使って過去形で好きだと
伝えてしまった私
でも保乃ちゃんは…
過去形じゃなかった
言い間違えかもしれないのに
何も意識していないかもしれないのに
些細な言葉の違いに期待を抱いてしまう
こんなに可愛い保乃ちゃんの事だから、
きっと優しい恋人がいるんだろうな
自分にそう言い聞かせて
でもやっぱり、
ちょっと寂しい、
かも。
保乃 :「なぁなぁ!今度皆で集まらん?」
「由依ちゃんも呼ぼ!」
「理佐先輩もおったら楽しいやろなぁ」
「ひいちゃん大学のお友達おるんやって?」
「保乃も会ってみたいわ!」
保乃ちゃんの弾丸トークっぷりが
付き合っていた頃と全く同じ。
ひかる:「…笑」
保乃 :「え、なんで笑うん?笑」
ひかる:「いや~?笑」
嬉しい、
あなたの事を思い出せたのが。
過去の保乃ちゃんも
今の保乃ちゃんも
これからの保乃ちゃんも
全部全部…
覚えていたい。
そう、思った。
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純玲のつぶやき
あの頃に戻りたい、って
思った経験ありますか?
タイムマシンがあるなら過去と未来、
どっちに行きたいか考えたことありますか?
思い出って、必ず美化されるものだと思うんです。
前は良かった、あの頃のままで良い、
私もよくそんな事を考えてしまいますが
多分…
過去に戻れたところで何も変わらないんだろうな。
いつでも私たちが生きているのは「いま」で、
これから変わる余地があるのは「未来」。
それならば今、この瞬間が後で振り返った時に
最高の思い出になったら良いよね。
そう思い続けたら、人生輝けちゃう気がします。
そんな感じです。
ではでは。また次回お会いしましょう![]()