由依:「理佐…」
「ありがとう」
理佐の日記を読み終えた私。
笑っているのか
泣いているのか
わかんないや、(笑)
〇〇:「どういたしまして、」
…えっ、
後ろから声がする、
私の知ってる声。
大好きな声。
由依:「理佐…?」
理佐:「理佐だよ?(笑)」
由依:「えっ、」
「嘘、なんで…?」
理佐:「なんででしょー」
由依:「私、疲れてるのかな、」
「ついに幽霊出てきた…」
理佐:「違う~っ!(笑)」
「幽霊理佐ちゃんじゃないよ!」
由依:「えっ、、」
「じゃあ、え、」
「治ったの!?」
理佐:「うん。」
「完治はしてないんだけどね(笑)」
「でも、もう大丈夫だって」
「来年の桜も、再来年の桜も」
「次の次の次の…年の桜も、きっと見れるよって!」
由依:「え!うそ!うそうそうそ!」
「信じられない…」
理佐:「嘘にしないでよ(笑)」
「なんかね、ざっくり言うと
奇跡的に手術できる身体になったらしくて」
「お医者さんもなんでか分からないけど
とにかく凄いって言ってたよ(笑)」
「きっと科学じゃ証明できない愛の力だ、
なんて言われたよ~ってあれ?」
由依:「ううっ、りぃさぁ~~~」
理佐:「ありゃ~ゆいちゃん泣いちゃった」
由依:「泣いてないもん~グスン」
理佐:「由依、可愛いお顔がぐしゃぐしゃだよ(笑)」
由依:「…ううっ、」
「でも、ぐしゃぐしゃな由依も好きでしょ?」
「理佐ちゃん、由依のこと大好きだもん」
理佐:「あっ…」
「やっぱりもう日記読んじゃった?」
由依:「うんっ」
「今よんだ」
理佐:「うわぁ遅かったかぁー!!」
「急いで取り戻しに来たのに!!」
由依:「ねぇ、この場で大好きって言ってよ」
「理佐ちゃん」
理佐:「むむむ…」
「今すぐ返して~~!!」
由依:「やだっ!」
「これはもう由依のだもん!!」
理佐:「ちょっ、ダメー!!」
由依:「あげませーん(笑)」
慌てなくて大丈夫だよ理佐、
私ね
理佐が想像してるより
ずーーーっと理佐のこと好きだから。
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一つわがままを言うなら、
由依に、
由依と、?
え、わがまま何にしよう(笑)
また後で書きます、
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さっき読んでた日記の書きかけの部分。
初めは何も書いてないかと思ったけど、
よく見たら消しゴムで軽く消した跡が残ってたんだ。
”由依とこれからもずっと一緒にいたい”
…でしょ?
🌸🌸🌸
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純玲のつぶやき
アフターストーリー以上になります!
「桜の散る頃」「桜が散るまで」から
最後の最後まで読んでくださったみなさん
ありがとうございました!!
楽しんでいただけたでしょうか…?
本当は切ない、儚いままで終わらせるのが
綺麗なのかなとも思ったのですが、
無理やりでもハッピーエンドにしたくて…
私の悪い癖です(笑)
ではでは。
おやすみなさい~