高校生活も最終章に入った頃、

突然 転校してきた渡邉さん。

 

すごく人懐っこくて、

なのか

私に興味がある?

なのか

 

ちょっとわからないけれど

 

私にグイグイ話しかけてくれる。

 

 

理佐:「由依ちゃん由依ちゃんっ」

 

由依:「…はい、」

 

理佐:「はじめまして。理佐って呼んでね」

 

由依:「はい、理佐さん。」

 

理佐:「…さん、、」

 

由依:「あ、えっと、理佐…ちゃん?」

 

理佐:「う~ん、うん!ありがとう笑」

 

 

 

お昼ご飯を一緒に食べてくれて、

帰り道は途中まで一緒に歩いてくれて、

 

 

こんなに綺麗で社交的なのに

私が理佐ちゃんを独占する…

 

 

状態はそう長くは続かなくて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇〇:「渡邉さん!付き合ってください!」

 

理佐:「ごめんなさい、でもありがとう。」

 

〇〇:「はい!!ありがとうございます!!」

 

 

 

 

 

理佐:「っ!はぁ~!」

 

由依:「お帰り(笑)これで何回目?」

 

理佐:「もう数えられないよ、、」

 

由依:「休み時間の度に呼び出されてるよね」

 

理佐:「自分でもそう思う(笑)私は由依ちゃんと一緒にいたいのにさぁ~!」

 

 

 

誰もいなくなった教室の空間にそう叫んで

机に突っ伏した理佐ちゃん。

 

 

 

 

私がちょこっと盗み聞きした話だと、

 

もう卒業が近いから

とりあえず告白しちゃえ!!

 

的なノリが広がっているらしく。

 

 

 

珍しい転校生で

容姿の整いまくっている

理佐ちゃんは

そのノリにちょうどいいとして

男子のターゲットになってしまったみたい。

 

 

 

 

モテモテだねと褒めるべきなのか

大変だねと同情すべきなのか

 

なんだかよくわからない。

 

 

 

理佐:「あっ、そうだ!」

 

理佐ちゃんの頭の上に豆電球が見える

…気がした

 

 

理佐:「私!天才かも!!」

 

由依:「どうしたの?」

 

理佐:「恋人作ればいいんだ!」

 

由依:「え?」

 

理佐:「そうすればみんな告白できないでしょ?」

 

由依:「た、確かに…?」

 

   「…っ!」

 

 

不意に私の両手が握られる。

瞳がキラキラだよ理佐ちゃん(笑)

 

 

理佐:「なってよ!」

 

由依:「ん、うん?」

 

理佐:「由依ちゃん!私の彼女!」

 

 

彼女…

 

理佐ちゃんの、彼女…

 

 

 

 

 

由依:「…はぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

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ハリネズミ純玲のつぶやき

 

ブログを22:00ちょうどにあげようと

思っていたけれど

承認欲求のプレミア公開と時間が被って

当たり前のようにそちらを

優先した純玲です照れ(笑)

 

櫻坂さんって

本当にどこまでも

わくわくドキドキさせてくれます

 

これからが楽しみですね!

 

アニラ買いに行こーっと。

それでは皆さん、明日も頑張りましょうおにぎり