以前に「舐め犬掲示板」について少々書いた気がする。


私の募集書き込みに何人もの男性が連絡を取り付けようとしてきて、メールやらカカオトークやらLINEやらLINE電話やら直接面談をして、昨日はカカオトークをアンインストールした。


募集を締め切ったのだ。


結局、私が重視したのは性癖として舐め犬である事よりも、「大人として自分軸を持っている男性であるか」が選考基準であったように思う。


中には酷い男も居た。

カカオトークの通話で盛り上がったが、あれよあれよと突然に私の家に上がり込んでコスト削減を図る方向に話を持っていき、更にカカオでの通話しかした事がない分際で独占欲をいきなり見せてきて他の舐め犬の登録をすべて打ち切って連絡先を削除するように迫ってきた。

挙句、自分の都合のいい時間帯には多弁に話すがこちらからメッセージを送っても既読がつかない。

こちらが即、反応しないと怒るのにだ。

こいつ…もしや。

呆れた私がカマをかけて対等な関係でないとこのまま連絡を断つと宣言すると、男は自分が既婚者である事実を白状した。

私は「独占欲発揮が一番許されない人種よ。」と、そのままその男をブロックした。


じいはその話を聞いて大爆笑だった。


じいはLINEもマメで、仕事の就業時間以外でいつ電話をかけても取ってくれる。

長時間の電話もまったく気にしない。

短い挨拶の電話にも応じてくれるし、こちらが「じゃあ、お風呂に入るから。」と会話をぶった切っても気を悪くしない。

プライベートが詳らかに、かつ自分の時間を大切にしている。


こちらがかっくんのトラウマでグシャグシャに泣いていても「それは無理矢理に思い出にしなくていいんじゃない?大事な人でしょ?」と静かに私の涙声を聴いている。

私の話を朗らかに聞いて、柔らかく受け応えしてくれる。

バツ2だと言うが、まあ、かっくんもバツ2だったので気にしていない。

じいはお酒と煙草は嗜まない。


こちらを「お姫様」と呼ぶが、卑屈さは欠片も感じない。


私は今まで喜怒哀楽を素直に出すのが一番ストレスが溜まらないとわかっていると思っていたが、じいの存在で心が少々柔軟さを取り戻したようで、辛い時は涙を流すのを思い出した。

これが意外と独り身では難しい。

どうしても我慢してしまう。

人の心の温もりに心の琴線が触れた時に自然と涙が出て、硬い石のような苦しさが溶かされて表に流れてゆき、涙が乾いた時に人は少し強くなっているものだ。

それをじいの存在があって、ちょっとずつ怖がらずにできるようになった。


自分の中で冷たくトラウマとして凝り固まっていた悲しみが解れてきたのだ。

舐め犬掲示板で見つけたにしては宝石の原石のような人である。


これからどういう関係へと昇華してゆき、私の中の何%を占めて、どういうレゾンデートルを持つ「じい」になるのかは、これから2人でお互いの存在にどういうスパイスをかけて料理していくかにかかっている。


ただ、今の時点で言えるのは、私の大好物になりそうな男を捕まえたという事だ(笑)