【今日の気づき】

学校は社会で活躍する人材を育てる場所である。そのことは多くの教員が認識しているはずなのに、気づけば学校にとって都合の良い生徒を作ろうとしてしまう。目的と手段を間違えてしまっているという。

「何が目的だったのか」立ち返るというのは必要だ。どんなことにおいても共通しますね。


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「多くの教員は勉強することの意味を履き違えてしまっていると思います。だからむやみやたらに宿題を出す。本来の勉強の意味とは、生徒たちが『分かる』『分からない』を自覚し、分からないことを分かるようにすることです。一律に宿題を課せば、すでに分かる状態にある生徒に無駄な時間を強いることになります」

 工藤氏が例に挙げるのは、最多連勝記録を塗り替えて話題となった中学3年生のプロ棋士、藤井聡太四段のエピソードだ。その人柄を伝える報道の中で、「藤井四段は宿題をやらない」と紹介された。担任教諭に対して「授業をきちっと聞いているのに、なぜ宿題をやる必要があるのか」と語ったという。

「藤井四段の言いたいことはよく理解できます。自分にはすでに分かっている範囲のことなのに、単なる作業として宿題に取り組み提出しなければならない。優秀な成績を収め、『やりたいこと』が明確な生徒にも一律に同じ内容の宿題を課すことが、正しい教育だと言えるでしょうか?」

「私が見てきた限り、宿題を課された生徒は分かる範囲には積極的に取り組みます。しかし残り2割ほどの分からない範囲はやらない。それでも8割はできているから教員はOKを出すんです。これで『宿題を出すというタスク』が完了したことになる。このやり方では学力は伸びません」

 こうした問題について、工藤氏は「目的と手段を履き違えている」と語る。

 学校は社会で活躍する人材を育てる場所である。そのことは多くの教員が認識しているはずなのに、気づけば学校にとって都合の良い生徒を作ろうとしてしまう。宿題をやらせることが目的になっているのはその典型例なのだという。

 手段が目的化している例は他にもある。学習指導要領で定められた道徳や総合学習の時間を埋めるために作文や目標を頻繁に書かせたり、学級新聞の制作に協力することそのものが目的になっていたり。

「作文にちゃんと取り組まない生徒はダメ、学級新聞の制作に協力しない生徒はダメだと言われます。でも本来考えなければいけないのは、『その新聞、本当に誰かが読むの?』『何のために書くの?』ということ。これからの時代はむしろ『こんなの必要ないじゃん』と言える子が必要なのに、教育現場では真逆のことをしているわけです」



【今日の気づき】

公立の学校にこういう先生が出てきたとは!日本の教育も変革の時期にきた気がします!
学校の先生も「聞きたい」と思うような話を工夫する。どの業界も行動が状況を変えていく。


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9月1日の第2学期始業式。千代田区立麹町中学校校長の工藤勇一氏(57)は生徒たちの前に立ち、そう話し始めた。どんな学校にもある「校長先生のお話」だが、麹町中学校のそれはおそらく、多くの大人たちが思い返す光景とは異なるだろう。

 演台のスクリーンには工藤氏がこの日のために作ったパワーポイント資料が映し出される。リモコンでスライドをめくると、大きな砂時計の絵が現れた。

「夏休みが終わってしまい、『やることがたくさんあって嫌だな』と思っている人が多いかもしれない。砂時計に例えるなら、上の部分にまだまだたくさん砂が残っている状態だね」

「ここで、砂時計の真ん中あたりを拡大して見てみよう。砂がたくさんあっても残り少なくなっても、下に落ちるスピードは変わらない。人間も同じで、やることがたくさんあってもほとんど片付いていても、進むスピードは同じなんだよね」

「やらなきゃいけないことがたくさんあるときは憂うつになって、進むスピードが遅いと感じてしまうことがある。人間は思い込んでしまう生き物なんだな。大人たちのビジネスの世界では、そんな状況に陥らないための『マインドセット』が大切だと言われている」

「やることがたくさんあるときも、今この瞬間、目の前のことに全力で取り組めていれば、良い生き方をしていると言えるんじゃないかな。みんなもぜひ、そんなマインドセットをしてほしい。それでも元気になれない人は話を聞くから、校長室においで」

 始業式に臨む工藤氏の姿は、若手社員に向けて理念を語る起業家のようだ。事実、工藤氏は「生徒たちへ語りかけるときは、いつもプレゼンだと思っている」と話す。プレゼンを聞いて、実際に校長室を訪れる生徒もいる。

「中学校は社会で活躍する人材を育てるための場所です。生徒たちが大人になり、人前で話すときに、聞いてくれない相手を叱る人はいません。だから教員が『校長先生の話をちゃんと聞きなさい』と指導する姿なんて見せてはいけない。話を聞いてもらえないのは校長の責任ですよ。言葉は伝わることが大事で、分かりやすく伝えなければ意味がないと考えています。生徒たちが『聞きたい』と思うような話をする。ビジネスの場では当たり前のことですよね」

 工藤氏が作るスライドには文字がほとんどない。写真や画像を多用して、語りかけるメッセージを補足していく。ビジュアル重視のプレゼンスタイルは「アメリカ大手IT企業の役員プレゼンから影響を受けた」のだという。このやり方は今や工藤氏の定番となり、入学式や卒業式といった最重要行事の式辞にも趣向を凝らしたスライドを準備しているのだそうだ。



【今日の気づき】
自分メモ用に残してますが、

時間とお金を浪費しない。
長期的思考を養う
良き指導者=メンターが大切
お金からお金を生み出す
自分の行動や思考に責任をもつ

など、今までシェアしてきたことと、やはり共通の考え方があります。

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富裕層が子どもに教えたい「成功者に育てるための6つのルール」

裕福な家庭に生まれたからといって、人生で成功するとは限りません。子どもを成功者に育てることに熱心な富裕層は、子どもが幼い頃から「長期的にポジティブな影響を生み出す毎日の習慣」を身に付けさせる教育を施しています。子どもを成功者に育てるための6つのルールをご紹介しましょう。

1 現状に満足せず、さらなる高みを目指す

裕福な家庭の子どもは生活水準の高い環境で育ち、最高の教育を受け、将来の選択肢が広がるといった利点がありますが、その幸運が一生涯続くという保証はありません。人生の道のりは長く、細心の注意を払って進まない限り、思わぬところで足元をすくわれる危険性が常に潜んでいます。

富裕層の親は子どもに、生まれ持った幸運を維持するだけではなく、さらなる高みを目指して成長し続けるよう教え込みます。親の富は、子どもを成功に導く基盤の役割に過ぎず、子どもが成功するか否かは本人次第ということです。

2 時間とお金を浪費しない

成功者はお金と時間の管理に長けています。資産をさらに増やす目的でお金や時間を「投資」しても、必要のない贅沢や虚栄のために「浪費」することはありません。

子どもにも、テレビやゲーム、インターネットではなく、読書や音楽、アートといった価値のある体験を通し、知識やインスピレーションを養わせます。子どもは日常生活から多くのことを学びとり、自分自身を高めていきます。

3 「長期的思考」と「忍耐力」を養う

世界の大富豪ビル・ゲイツ氏による「人は1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価する」という名言が示すように、人は短期間で目にみえる結果を重視する傾向があります。

しかし、長期的思考は富裕層の特徴の一つであると同時に、富を築き、維持・拡大する上で必要不可欠な要素です。「1年先の1万ドルより10年先の100万ドルに価値を見出す」といった長期的思考や、即結果がでなくても我慢強く目標に向かって努力を続ける忍耐力を養うことは、子どもにとってかけがいのない財産となるでしょう。

4 良き指導者をみつける

ウォーレン・バフェット氏など多数の成功者が、自分を成功に導いてくれた「良き指導者」の存在を認めています。ここでいう「指導者」とは、自分にポジティブな影響を与えてくれる、人生の手本となる人物です。家族や友人、教師、上司、ライバル、あるいは事業の出資者かもしれません。

「子は親の鏡」ということわざがありますが、最も身近にいる親が子どもの手本となることで、子どもは「最高の指導者」から多くのことを学べるのではないでしょうか。一生涯を通して良き指導者につくことで、子ども自身も、いずれ良き指導者へと成長するでしょう。

5 お金からお金を生み出す

「お金のために懸命に働き、稼いだお金を浪費する」行為は、貧困層が陥りがちな負のループです。富裕層は投資やインターネットを活用した不労収入により、お金からお金を生み出す方法を子どもに学ばせます。

お金がお金を生む仕組みを上手に構築すると、労働時間や経済的なプレッシャーに追われる生活から解放され、心身ともに余裕が生まれます。趣味や家族・友人と過ごす時間、あるいは新たなアイデアの創出など、充実した自由時間を持てるでしょう。

6 責任感をもって行動する

「困ったことが起きたら親がどうにか対処してくれる」という考えでは、子どもは成功するどころか自立すらできません。

人生で成功するために不可欠な、お金の管理や人間関係、ビジネスなど含め、責任感ある行動の重要さを理解することで、自分のペースを見極め、失敗を恐れることなく、さまざまなことに挑戦できる大人に育ちます。