Ⅰ基本事項 CareSystem 使用時の心得 | 介護経営に役立つ情報 by 吉田りゅうた

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//介護品質支援ソフト(CareSystem)の説明です

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ここでは、CareSystemの利用全般の心得と業務フローでの心得を記載しています。

心得を意識している事業所とそうでない事業所では、CareSystemの利用効果(介護品質)がかなり違うはずです。きちんと以下の心得を浸透させている介護事業所は、PDCAサイクルの循環が全然違います。


利用全般の心得

 ★記録は的確かつ簡潔に、時間は利用者さまを優先すること
 ★スタッフ間で連携を取り、常にサービス品質の向上を目指すこと
 ★ご家族やケアマネだけでなく、スタッフへの説明責任も果たすこと
 ★「デイプラン」「個人台帳(フェイスシート)」「アセスメント」等を念頭にPDCAを意識してサービス提供すること


※どんなソフトウェアでも入力と出力が必ずあります。特に入力は適格かつ簡潔に行い、出力は適切なタイミングで出力し、情報を利活用することがとても大切です。


出勤後

 ★前日確認した、「利用者スケジュール」の内容を再確認して、ケアサービス提供のイメージを持つ。 必要であれば、「個人ファイル」から「実行中のデイプラン」「フェイスシート」「過去の介護記録」等を確認する。
 ★「周知事項」を確認して、不明点があれば管理者や他のスタッフに尋ねる。
 ★「出勤スタッフ」を確認して、ケアサービス提供時の連携や書類作成のタイミングをスケジューリングする。
 ★新人スタッフや業務過多のスタッフのフォロー体制も確認しておくこと。


サービス提供時

 ★事故やヒヤリハットが無いように、過去の記録等を念頭にサービス提供を行う。
 ★利用者様の体調だけでなく、「転倒要因の除去」といった物理的要素にも注意を払う。
 ★事故やヒヤリハットが起こりやすい「服薬」「入浴」「食事」といった業務時には、他のスタッフの配置や業務内容を把握して 問題発生時には直ぐ連携を取れるようにしておく。スタッフ間の声掛けや意思疎通を怠らないこと。


記録

 ★介護記録を取る際には、「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、どれくらい、どのように)」 「定量・定性情報(数値情報と文字情報)」に注意して、他人に詳しく伝わるよう簡潔に記録する。
 ★記録は、ケアサービス提供時の合間を見計らって作成しなければならないが、ケアサービス提供が優先されることを忘れてはならない。 タブレット等の端末の数や記録のタイミング等で、リアルタイムにデータ登録ができないこともあると予想される。 この場合、メモ等を利用して空き時間に登録すること。
 ★スタッフは「介護記録」「業務日誌」を記載する。
 ★「介護記録」は、利用者様別に記載し、すべての記載を終えたとき。「記録済チェック」にチェックを入れて更新する。
 ★「業務日誌」は、当日の利用者さまの全ての記録の「記録済チェック」が済んだ時に記録できる(ボタンが表示される) 業務日誌は日を遡って新規作成できないので、必ず当該日に作成すること


明日の準備

 ★業務終了時には、必ず明日の予定を確認すること。
 ★利用者様だけではなく、出勤スタッフや周知事項を念頭において、明日のケアサービス提供をイメージしておくこと。
 ★「デイプラン」「個人台帳(フェイスシート)」「アセスメント」等、頭に入っていない場合は、必ず確認すること。



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