今日の本はこちら。

タワマンに住むなんてかけらも考えたことありません。

だって、値段が高いから。

低層階ですら、びっくりする値段ですよね。

でも、なんだか別世界すぎるからこそ話で読む分にはいいかなと思ってこのコミックエッセイを手に取りました。

 

 

後悔しているという題名からわかるように楽しい展開ではなかったです。

三人の家族がでてきます。

三人の共通点はタワマンに住んでいること。

そして、おなじ野球のチームに子どもが所属していることです。

 

 

低層階にお住いのA家族は三人家族。九州から転勤してきて、タワマンを購入。

奥様は専業主婦です。九州の時は野球ばかりしていればよかったけど、こちらにきたら特にタワマン住みのひとたちは中学受験をする子ばかり。

お受験することにしたのだけど、すべて丸投げの旦那さんと周りとの比較でどんどんと過熱する母。結果的に、成績が振るわないから、野球の試合にはださない。

早朝に勉強させる。などと過度な勉強を押し付け、子供がストレスで倒れ、夫を単身赴任で東京にのこし九州に親子は帰るのでした。

 

 

中層階の家族は成績優秀な男の子。お母さんはキャリアウーマン。旦那さんもバリバリ働いています。こちらはお母さんは子供に時間をとられがち。男の子もなんだか斜にかまえたような正確にそだっています。野球はやめて受験に注力するけど思ったようにいかない。そのうちに夫が浮気していることに気が付き離婚することになるのでした。

 

 

高層階のご家族は帰国子女。旦那さんは商社にお勤めで受験もせずゆるやかな雰囲気。しかし、夫が起業するがうまくいかず、給料が半分以下のところに。

埼玉に転居。奥様もパート勤めに。本当のことを打ち明けられる人もでき、子供も夫も家族の時間をもてるようになり、昔と比べさえしなければ幸せそうでした。

 

 

最後なんだか中層階の奥様と低層階の旦那様が仲良さそうになっており、不倫に発展しそうな気配はのこしつつ終わる今作。

 

 

 

感想としてはタワマンだからのなにかは子供同士のけんかで

「おまえのところは低いとこだ」みたいな描写があるくらいでそこまできになりませんでした。

 

 

それよりもお受験でくるっていくお母さんがただただ怖かった。

旦那さんが途中でおかしい!と気が付いてくれて読んでいる方もほっとしました。

読みやすいのでぜひ読んでみてください。

 

 

 

カッパ