発達障害のある息子の母。

いつもは愚痴多めです。

読書が趣味なので読書記録もしてます。


日経新聞のコラムで尾崎放哉のことを久しぶりに読みました。かれの最後が知りたくなり本を読みました。





 

 



咳をしてもひとり。



など、小豆島で最後をむかえました。



尾崎放哉はアルコール依存症ですべてを失ったひとのひとりかもしれません。。。。 

東大法学部を出て一流会社の要職についたものも酒に溺れてしまったんです。仕事も失い、年下の美しい嫁も失ってしまったようです。



悪酒だったようですね。。。

絡み酒というか。



井泉水からも 

「翌からは禁酒の酒がこぼれる」なんて、別れの酒の席で送られているのできっと本当に酒癖が悪かったんでしょうね。



酒を飲んだ場面も多くでてきますが、いかんと思っても飲んでしまう。飲んでしまうとコントロールできない感じは見覚えのあるものばかりで心が痛くなりました。断酒してる身でも日が浅いからか我がことのように感じられました。


 


放哉の死の瞬間までの時間はかなりのしんどさを感じられるものであり、怒りと辛さと悲しみとか滲んでいてその描写には圧倒されました。

これを書いた吉村先生は自分の病気の体験も参考にしたようなのでそれがこれだけの筆の力になったのかもしれません。




小豆島は、素敵な島なのですがそこには記念館があるようです。私にとって小豆島は家族旅行をした思い出の場所。あれ、誰と行った?と思い出はぼやけてはいますが。なので行くかどうかはわかりませんが、行くことがあったらこの記念館に行きたいと思います。




では今日は真面目な回になりました。。。