発達障害の年長息子がいる40代母親です。
私は自分が好きになれない
そんなメンタル弱めな母親です。
いつも遊びに来てくださりありがとうございます。
朝はなんでも。夕方は読書記録を書いてます
2023年本屋大賞を取った本です
もうさ、感想とか書評とか素敵なものが沢山あるからいまさらだから自分の記録。
瀬戸内の島に暮らす男女の17歳から32歳の恋愛の話といえばそうなんだけど。ひきこまれてしまった。
親に恵まれていない2人。
母がシングルマザーで男を追っかけて島にきた。
水商売で男に振られてはなき慰めを期待し、男に夢中な時はほっとかれてきた男の子
と
父親が母を捨てて浮気相手のところにいってしまった女の子
閉塞的な島で2人は分かち合い惹かれていく。
男が夢を叶え都会にいきすれ違い。
重なりまた、離れ物語は進んでいく。
ゲイである繊細な漫画の相方。
私生活はうまくいかない編集者。
凛として強く見える父の浮気相手。
男がいないと駄目な女性
互助会員になろうとプロポーズする先生
完璧ではない登場人物たちが紡ぎ出すことばに胸がぎゅっとなる。
親というよりでかい荷物。
受け入れるというか諦める。
何であろうと投げ出せず、魂の責のようなもの。
荷物を抱えながら生きる。
愛の形は歪で呪いで祈り
正しさなんて誰にもわからない。
いつでも自分ひとりで生きられるように。
出産や育児でしまってもいいけどいつでも取り出せるようにしておくことが大切。自由とどこに所属するかを選ぶ。
(オーディオブックなのでメモです。原文ではないです)
2人の物語は2人にしかわからないけど。
それでよい。
皆がそれぞれ物語があるのだと思う。
しかし、アルコールが悪い意味ででてくる
まずさ、高校生飲んでる。
飲み屋で働くお母さんはいつも飲んでる
後始末を息子がする。
お父さんが出ていった方のお母さんは酒量が増える!
さらに喧嘩して飲酒運転からの事故
事件が起こってからの男性は酒浸り!
酒しか飲まない。ウイスキー1本
ちょっと寝てしまう時(男女的)にもひとりで
浜辺で酒
まあ、いかんね。
アルコールの怖さを感じることにもなった1冊でした。いや、断酒仲間ならわかってくださるはずです。