登場人物が多過ぎて複雑で、歴史を知らない人には楽しめないんだとか。
いやいや、もともと大河ファンって歴史好きの人がみるもんなんだから、歴史に興味ない人の趣味に合わせる必要ないでしょ。
「龍馬伝」では、分かりやすくするためなのか、いろんなところが必要以上に説明的でいかにも「ここで泣いてください」みたいな演出になってて「いやいや、そんな演出いらんから」って思う事が良くあった。
それにくらべたら、今回の「平清盛」はずっと見やすいけど。
視聴率を上げるための一般受けする、わかりやすいドラマなんか民放にまかせておけばいいじゃん。
NHKなんだから、視聴率なんて気にせず本当に良いドラマを作ってほしい。
大河らしい大河が見たい。
視聴率なんか気にすんな!
このままつっぱしれ~~!(おぃ)
わたしの独断と偏見による大河らしい大河とは。
まず大河ドラマの中心にくるのはもちろん・・・
義!!
武士道ですよ、武士道!
主君のためには命も捨てる・・・
これにつきます。
現代ドラマでは絶対描かれる事がない武士の忠義心を描いてこそ大河ドラマでしょう。
「江」でやたら全面に押し出されてた夫婦の愛情なんぞいらんちゅうの。
一番のお気に入り大河「風林火山」では、武田家でも上杉家でもこの主従関係がと~~っても美しく描かれてて、泣けました。
今回の「平清盛」でもそのあたりはうまく描けてると思うんだけどな~。
それと・・・・
出陣シーンのかっこよさ!(そこかい?)
「いざ、出陣!」ってのがバシって決まらないとね~。
もちろんそれに続く合戦シーンも大事よね~。
というわけでお気に入りのワンシーンはこちら
そもそも、わたしが歴史が好きになったんは司馬遼太郎の歴史小説を読んでからなんだけど、司馬先生の描く合戦シーンがすっごくカッコいいんよね~。

そんなわけで、わたし的には大河ドラマの醍醐味は合戦シーンなのです。

前回の保元の乱ではロケではなくセットでの撮影だったんがちょっと残念。
ま、川中島みたいにだだっ広いとこじゃなく都の中での戦だからああなっちゃうんかな。
それとも制作費云々の大人の事情か?
でもマツケンの「出陣じゃ!」は、なかなかカッコいいし、自分が平氏の血を引いていないと知りながら「わしは平清盛じゃ~~!平氏の棟梁じゃ~~!!」って言ってるのも男らしくてよろし。

あと、源平の頃の鎧は戦国よりも好きかも。
そんなわけでNHKさんには、たとえ視聴率が一桁になろうとも(おぃ)、今のスタンスを崩さずがんばってもらいたい。