気になったんで見てみると「そーそー、それある、ある~~!!」って膝を打ちたくなるようなツイートがいっぱいで笑った。

理系の方は、不合理な事が苦手の模様。
しかし・・・
実のところ、理系だからというわけでもないけど、この年まで心底「怖い」と思ったことがない。
今まで怖い思いをした事がないというのはとっても幸運なのだと思う。
高所恐怖症なんで高いところが怖いといえば怖いんだけど、いざとなれば高い吊り橋も渡れるし、絵の展示をする時には毎回3mほどの梯子に登って作業もする。
足がすくむほどではない。
小さい頃、田舎だったんでトイレが屋外にあったんだけど、夜トイレに行くのが怖いなんて思った事なかったし・・・
一人で夜のお墓を歩く事も出来た。
子どもながらに「自分にはお化けや幽霊は見えない」と言う変な自信があった。(笑)
もちろん、お化け屋敷も怖くなかった。
急にお化けが飛び出してくると悲鳴を上げるけど、それはびっくりしただけで怖いとは違う。
いつ飛び出して来るかワクワクしてるし・・・

子どもだと大きな犬
とか怖がったりするもんだけど、家でドーベルマンを飼っていたのでそんな恐怖心もなかった。みんなに怖いと恐れられた先生も「怒られると嫌だな」とは思ったけど怖いと感じた事はない。
もちろん刃物を持った殺人鬼や猛獣に出くわせば、そりゃ怖いんだろうけど、幸いな事にそんな経験はないので想像するしかない。
唯一の恐怖体験はといえば、結婚前に務めていた研究所で冷凍室に実験材料を取りに入ったら、内側からドアが開かなくなった時かな。
このままでは凍死するってちょっと焦った。
しばらく悪戦苦闘してたら開いたので事なきを得たんだけどね。
先輩研究員が後で「あ~、あのドアね。時々中から開かなくなるから、入る時はドア開けたままにしとかんとあかんのや」・・・って、先に言ってくれ。

ま、そんな怖い物知らずなヤツなんで「怖い夢」を見ない。
そりゃ「怖い」って感情がわからないんだから夢もみれない。
刃物を持った男に追いかけられるとか、ゾンビみたいなお化けに襲われるとか・・・

そーゆー夢も見るけど、怖いというよりいかにして敵を倒せるかを考えてる事が多くて、たいてい返り討ちにしている。(おぃ)
アクション映画の主人公になった気分。

今、一番怖いのは、こんなわたしが「怖い」と思う状況に出くわすことかな。
この50年、怖い思いを一度もせずに平穏無事に暮らしてきたわけですが、これがこの先ずっと続くとも限らない・・・
恐ろしい事件が続いている今日この頃、出来る事ならずっと怖い物知らずでいたいものです。