相変わらずあまり代り映えしないたどたどしい英語で駅前留学続けてます。

今日はめずらしく土曜日にレッスンをうけたんで、生徒さんは初めて会う男性2名。
話題はスポーツに関するもので、本来ならアスリートに要求される資質とか能力についての表現を学ぶレッスンだったんですが・・・
講師が「アメフトのルールは知ってますか?」と聞いたところ男性2名は知らないと答え、わたしが「アメフト大好き!」と答えた。
実はこの講師、ジョージア出身で息子がハイスクールでアメフトやってていつも応援に行ってたというアメフト大好きおばさんだった。
ちなみに息子さんのポジションはセンター・・・・ それは講師の体型を見るとみょーに納得できたりする。

わたしがアメフトを知ってるとわかると一気にハイテンション。
わたしと講師で男性2人にルールを説明するレッスンになってしまった。
わたしのたどただしい英語と講師の難しいネイティブイングリッシュ(この講師の英語はなぜか聞き取りにくい)ではほとんど何も伝わらなかったと思うけど。

アメフトって日本ではあまり人気ないけど、わたしは観るスポーツとしてはこれほど面白いスポーツはないと思うんですよ~。
この魅力をぜひとも伝えたかったんですけど。
なにが面白いって、攻撃の多彩なバリエーションが素人目にもはっきりわかるとこ。
わたし、サッカーってあまり詳しくないんで、たまに観るとなんとなくボールが敵陣、自陣を行ったり来たりしてるだけに見えて飽きて来るんです。
もっと作戦やプレイヤーの特徴とかを良く知った上でみれば、ひとつひとつの攻撃にもいろいろドラマが見えるんだろうと思うんですが、そこまで良くサッカーについて勉強できてないんですよね。
ところがアメフトの場合、解説も勉強もいらない。
何も知らずに見てても面白い!
細かいルールや詳しい戦術なんか知らなくてもロングパスを通すのとランニングバックがディフェンスの一瞬の隙をついて駆け抜けるのではまったく違う攻撃だって事は一目瞭然。
得点が入る時だってパス・タッチダウン、ラン・タッチダウン、インターセプト・リターン・タッチダウン、パント・リターン・タッチダウン・・・・ いろんなバリエーションがあってそれぞれ面白い。
フィールドゴールだって決勝点となる長い距離を蹴るときはハラハラドキドキ。
毎回毎回、今度はどんなパターンで攻めて来るのか見てるだけでワクワクする。
オフェンスだけじゃない。 ディフェンスだって華麗なインターセプトやQBサックはアメフトの華で、それはそれはエキサイティング。
さらに!!
アメフトの場合、選手の多様性も魅力。
とにかくポジションによって使う能力が非常に特化されてるんで、ありとあらゆるタイプのアスリートが集まってる。
常に冷静でコンピューターのような頭脳と強い肩を保つクォーターバック、俊足でジャンプ力のあるワイドレシーバ-、ディフェンスの間を駆け抜ける瞬発力とタックルされても倒れない強さを併せ持ったランニングバック、どこからともなく現れてパスを奪い取る忍者のようなコーナーバック、誰も倒す事が出来ない強靭な肉体を保つレスラーのようなラインマン、狙った獲物はぜったい逃さない猛獣のようなラインバッカー・・・etc。
さまざまな体型と能力をもったアスリートがそろってるんで、だれでも好きなタイプの一人や二人はみつかるってもんです。
まさにエンターテイメント!!

ミーハーなわたしにはもってこいなスポーツなのです。
