パット・メセニーは、これまでなんどもライブに足を運びましたが、いつもホールだったんでBLUE NOTEのような小さなとこで聞くのは初めてです。
パット・メセニーといえば音に凄くこだわった曲作りをします。 そして、ライブでは6人ほどのサポートメンバーをつれて多種多様の楽器でCDのこだわりの音をそのまま再現するんです。
たとえばギター。 もちろんメセニーが弾いているんですが、必ずもうひとりギター担当がいます。 それだけでは足りず、さらにほんのワンフレーズ弾くだけにパーカッションやドラムの人が一瞬ギタ-をもったりします。 「どーしてもこの部分で、このギターのこの音が欲しい!」ってことなんだと思うんですよ。 パーカッションもなかなか面白いデス。 足元に、見た事もない、どこぞの民族楽器みたいな打楽器やマラカスみたいなのが並んでいてとっかえひっかえ「シャラ~ン」「パコパコ」「カシャカシャ」といろんな音を奏でます。
そんなライブしか見てなかったんで、今回のようなカルテットでは、どんな演奏を聞かせてくれるのか、ちょっと興味津々。
やはりカルテットでは、大勢でやるライブのようなこだわりは出来ないですが、人数が少ないぶん自由度があるというか、なんか楽し気でした。 たぶんアドリブとかも入ってるんじゃないでしょうか。 あんまりCD聞かないんでそのへん詳しくはわかりませんが。(おぃ)
ホールでのライブは、音にこだわり、きちんと計算しつくしたパフォーマンスだと思うんですが今回は、もっと自由で生身のメセニーを感じる事が出来たような気がします。 結構、本人はこんなライブのほうが好きなんじゃないでしょうか。
でも何が凄いって、集まったお客さんの熱気が凄い!! 東京や大阪ではこのような小さなハコでのライブがよくあったのですが、名古屋は今回が初めて。
もう「メセニーがこんな近くにいるよ~~!!」(感涙)ってな感じで熱くなってるおじさんがいっぱい! BLUE NOTEは、一番よく来るライブ会場ですが、いままでこんな熱いお客さんみたことないです。
わたしもこんな近くで見たのは初めてなんで、メセニーとピアノのヒト(名前忘れた・・おぃ)の指の動きに感動しました。 人間の指ってあんなに早く正確に動くんだ・・・(ノ゚ο゚)ノ 凄っ!!
さらに不思議なのは・・・ メセニーってギター弾きながら、なぜか口が動くんですよね。 まるで歌ってるみたいな。 高音が出てるときは高い声を振り絞ってるみたいな・・・ もちろんボーカルなんてないですよ。 何叫んでるんだろ? 気になる。
そして・・・
なんでメセニーはいつも青いボーダーのTシャツなんだろう。 長年ライブに来てますが、あのTシャツ以外見た事ないんですけど。
あれしかないのか? タンスあけるとボーダーTシャツが山のように入っているとか・・・( ̄□ ̄;)