はじめに: 鉛筆の長さは約18cm。10cm程になると持ちにくくなる。これを捨てるのはもったいない。そこで短くなった鉛筆を繋げる3つの方法を試してみた。

--------------------------------------
■ ① 単純に接着剤でくっつける(両削り)
方法: 2本の尾側をセメダインsuperXくっつける。木工用ボンドでは弱い。
長所: 安価で簡単。接続部近くまで使えることもある。
短所: 使用中に折れることがある。これを再接着してもまた折れ易い。

--------------------------------------

■ ② TSUNAGOを利用(片削り)
方法: 市販のTSUNAGO(約2700円)を使う。詳細は他サイトに多数あり。
長所: 格好が良く、しっかり接続できる。
短所: 作業が超面倒。力も時間も必要。手が黒く汚れる。コスパが悪い。安い鉛筆だと、200~300本以下では採算割れ。リサイクル系の鉛筆は尾側の穴あけで割れる。成功率は約2割?(リサイクルではない普通の鉛筆だと割れにくい感じ)

  

--------------------------------------
■ ③ 電動ドリルを利用(両削り) 自分で考案した Original Method 
方法: 尾側に2.5mmドリルで深さ1cm程の穴を開け、適切な長さにカットし木工用ボンドをつけた爪楊枝を差し込んで2本を接続。
長所: TSUNAGOよりも短時間で、力も要らない。強度は上記の中間くらい。
短所: ドリルの扱いに慣れていないと危険。尾側の中央に真っ直ぐドリルするのは相当な技術が必要。2.5cc注射器と輪ゴムで工夫したが、完全な真っ直ぐは難しい。

--------------------------------------

いずれも一長一短だった。

 

留意すべきは手間やコスパ。安価な鉛筆だと節約できるのは1本あたり10円ほど。
初回は接着剤で接続し、それが折れたら処分するくらいが良いかもしれない。
TSUNAGOや電動ドリルはリサイクルに強い信念がある場合のみ検討か?

 

最終結論: 太さなどにこだわりが無いなら100円程度の鉛筆ホルダーが現実的な解だと思う。