昨日は、日経平均株価が89年12月29日大納会につけた史上最高値を更新しましたね。
おめでとうございます。
前場に、89年の終値の最高値を、
後場に、89年の取引時間中の最高値を、
上回った時、自席で思わず拍手をしてしまいました。
2008年秋にリーマンショックが起き、
2009年3月に7000円を割り込む場面があった時も、TBSの東証アローズブースでリポートをしていたので、ここまでよく上がったなぁと、本当に感慨深いものがあり、なんだかジーンと震えました。
長年お世話になっている取材先のマーケット関係者の方々にお電話して、喜びを共有させてもらいました。89年の最高値とその後のバブル崩壊を間近で見てきた方々はそれはそれは感慨深いものがあったでしょうね。
メディアで働く、学生時代からの仲間も、
最高値を巡る報道、連日お疲れ様でした。
同志のような感じで、心強い存在です。
昨日の朝は、エヌビディアの決算を受けて、ついにつけるかなという思いもあり、リーマンショックの時にも聞いていた音楽を出勤時に聴き、時を経て、高値をとりにいくことをかみしていました。
あの時は急落や、アローズで聞こえてきた悲鳴に震えたことを思い出し、、、
マーケットって、ダイナミックだなぁと感じますね。
いまや4万円も視野に入ってきているようですが。
昨日の私のお昼ご飯は、あの頃と変わらず、
おにぎり1個。^_^
株高の背景は番組や講演でお話しさせて頂いていますが、昨日の日経平均はNYダウを超えました。TOPIXはまだまだ最高値と乖離しているので、こちらも引き続き見ていきたいです。
アメリカ経済は強く、底堅いながらも、小売り売上高やホーム・デポの決算など悪化してきているものや、不動産の悪化なども散見され、一方でインフレは鈍化してきたといっても下がりにくくなってきていて、早期の利下げ観測が後退しています。
アメリカと共に株価が最高値圏のドイツやフランスといったヨーロッパは、インフレや、不動産の低迷、コロナ対策補助金終了などの影響もあり、景気後退の見通しで、
不動産の悪化を背景とした景気減速の中国経済は対策が打たれて、株価はやや持ち直していますが先行きは不透明です。
そして、日本は10-12月期実質GDPが2四半期連続のマイナス成長で、物価高の中、個人消費と設備投資は3四半期連続のマイナス。
2月の月例経済報告は下方修正でした。
課題は賃金で、業績の良い大手企業は物価を上回る賃金引き上げが見込めそうですが、中小企業は厳しいという声を最近、よく耳にします。
長期投資で、無理なく、余裕をもって考えていきたいですね。
この3連休は寒くなりそうですので、
どうぞ暖かくしてお過ごしくださいませ⭐︎