先週木曜日、日銀総裁会見の現場に行ってきました。
いつもはスタジオからお伝えしていましたので、6年ぶりくらいの出席でした。
この春で5年目になる黒田日銀は、これまで物価を押し上げるため、
期待に、心理に働きかける金融政策を打ち出してきました。
最近、人手不足などを受け、財やサービスの価格を見直す動きが一部ででてきていますが、
価格転嫁を出来る企業は増えていくのでしょうか。。
また、世の中の心理はそれを受け入れる態勢ができているでしょうか。。
ベアも4年連続上昇も、伸びは前年割れですし。。。
日銀がさらにできることはあるのか。。
物価が上がるという、期待と心理に働きかける金融政策の成果は。。。
先行きの道筋が描きにくくなっていて、
引き続き日銀の手腕が試されています。