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下記2件が私のコロナ主張のまとめです。

【1552】コロナ私見#521(感染原理) | 住田正彦のブログ(団塊世代の思うこと) (ameblo.jp)

【1553】コロナ私見#522(不都合な真実) | 住田正彦のブログ(団塊世代の思うこと) (ameblo.jp)

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【1587】コロナ私見#547(何もしない専門家)

 

私はコロナ騒ぎの一番の主犯は政府の専門家委員会だと思います。自分たちの都合、利益ばかり優先して、国民の幸せを全く考えていません。下記はアドバイザリボードの致死率に関する履歴記録です。

専門家会議が致死率のデータ、見解を発表したのは2022.3.2です。インフルエンザより高いと言う結論です。委員会では大阪府が致死率の報告をしていました。確かにこの時は0.18%でインフルエンザの0.1%より若干高い程度でした。ほぼ同時期、イギリスはインフルエンザの2倍になったと規制を全面解除したのに、日本はまだまだと判定したのです。その前の1.26にオミクロンは肺炎率がデルタと比べて激減していることを専門家委員会で報告されていますので、弱毒化が進んでいるという認識はあったと思います。そう認識した上で、まだ解除は早いと判定したのです。この判断を受けて、会議の総括の文章は「致死率はインフルエンザより高い」としたのです。もう少し弱毒化するのを待つ方針かと思いきや、これ以後、専門家委員会は一切致死率の調査を行わず、同じ総括文章を結局12.14まで使い続けたのです。弱毒化を待つのでは無く、もう結論は出たからそのまま行くと決めたようです。この間、第六波後半、第七波では致死率は下がりインフルエンザと全く差が無くなりました。これを見た地方自治体が相次いで独自データを出しました。愛知、静岡、東京、大阪、茨木、千葉です。専門家委員会内でも大阪の委員は致死率低下の報告を続けていたのです。しかし、委員会はこれらのデータを全く無視し、総括は同じ文言を使い続け、茨城がデータ報告した会議の後には記者会見を行い、「致死率だけが問題では無い」と言ったのです。自らは致死率データをまとめていないのにです。たまりかねたのか、委員会の事務局(厚労省)が12.21に致死率データを示したのですが、その会議後の総括文でようやく「インフルエンザより高い」という文章がなくなったのです。しかし、致死率の言及は無く、「致死率以外の要素も重要」という言葉を付け加えたのです。その後、12.28の会議でも致死率のデータは出ていません。3月に出したきりです。この日の記者会見で脇田座長が「死者が増えているので分析が必要」と言っているのですが、今まで何もやってこなかった人が何を言っているのかという思いです。専門家委員会にとっては致死率は都合の悪いデータなので、扱いたくないのです。

 

 

資料です。

2022.1.26 鈴木氏 オミクロンで肺炎が減っているデータ。弱毒化は認識していた筈。

 

 

2022.3.2 致死率の報告

主要メンバー(赤線)が関与 インフルエンザより高いと断定

この文章が以後12月まで総括文章として使い続けられる。

これ以後、今に至るまで主要メンバーからは致死率データ提示無し。

 

 

大阪府は致死率データを委員会で出し続けていた。これは2022.9.11。どんどん低下を示す。委員会が取り上げることはなく、インフルより高いと言い続けていた。

 

大阪府の重症化率データ。これもどんどん低下。

 

 

 

2022.12.14の茨城県のデータと、12.28の専門家委員会データ。委員会の方は今までの累積の死者の年代別分布。波毎のデータでもなく、致死率の計算もされていない。茨城県のデータ提示を受けた2週間後のデータがこの有様。どちらが専門家か。

 

 

2022.12.14の千葉県のデータ。やはり第六波以降致死率は激減。

 

12.28の記者会見で脇田座長は死者の分析が必要と言っていました。今後どんな分析データがでるかよく見る必要があります。