【1455】コロナ私見#424(偽コロナ死者)

 

以前に、第六波ではコロナ以外の死者をPCR検査が陽性だという理由でコロナ死者にカウウントしている偽コロナ死者が多いという推測を述べました。第五波までにもあった筈ですが、オミクロン株の感染力が非常に強いため、第六波では他の死者もコロナに感染している確率が増えたためと考えられます。

 

これを重症者と死者の関係で見てみます。普通に考えると、重症者の一部が死亡するため、常に重症者の方が死者より多いはずです。しかし、以前に紹介した記事のように山梨県では重症者0なのに死者が6人発生する事態が起こりました。これを東京で見てみます。第5波までは重症者の方が死者よりも多い普通の状態でした。ところが第六波ではこれが明らかに逆転しています。ちなみに第七波の到来が心配されていますが、東京での再増加はピークを越えて、たいしたことはないようです。

 

 

 

他県を見ていて、青森のデータには驚きました。第六波では重症者が0なのに、死者が50名も出ています。これは明らかに偽コロナ死者だと思います。他県も似たような状態です。偽コロナ死者の存在は専門家も認めています。これをしっかり調査することが重要と思いますが、政府の専門家委員会で取り上げている節は全くありません。相変わらず感染の詳細なデータばかり調べています。

 

 

 

宮崎の例です。やはり重症者は殆ど0なのに死者は多数出ています。宮崎県知事が第七波に襲われたと悲痛な記者会見をしていましたが、この偽死者の事実を知ったら安心すると思います。殆ど無害の風邪並になっているのです。それが専門家の調べるべきことです。

 

 

宮崎県の発表です。しかし、病床使用率は21%、重症者2名で実際は殆ど軽症で風邪並なのです。