梅若橋周辺でみつかった高い放射線量を発する「黒い土」ですが、
梅若橋の上には先日発見したもの以外にも複数箇所にみつかりました。
橋の上には空中庭園のような庭がありますが、この庭は保育園や小学生がなかに入りよく遊ぶ場所です。その場所の空間線量が気になったので計測したところ、0.196μSv/h(地上0㌢)ありました。昨年末の数値よりもあがっています。

緑がきれいだが、空間線量は高い

梅若橋から坂を下ったところに黒い土がありましたが、発見された場所のすぐそばには側溝があります。黒い土は雨水と一緒にこの側溝にながれると考え側溝の値を計測しました。


側溝のなかは土砂でつまっており、思ったとおり高い線量が計測されました。
写真の場所では0.407μSvが計測されました。さらに下へいくと…


0.5μSvの値が計測されました。写真でもわかるように、すぐ隣には子どもたちが遊ぶ遊具があり、その奥にはマンション、さらに奥にはリハビリステーション(病院)があります。

側溝から30㌢離れた土の上の線量も周りと比べると高い0.2μSv。雨水によって運ばれた放射性物質により、この周辺の土壌が汚染されていることがわかります。
この辺りは区立保育園もあり、夕方には小学生と保育園にかよう子どもたちが遊ぶ場所でもあります。早急に除染措置をとる必要があります。東京都の管轄ではありますが、墨田区に早急に除染してもらうよう要請します。
東京都は除染基準を、1メートルの高さで1μSv以上としていますが、この公園は墨田区民が住む場所に隣接しており、墨田区とも協議の上、すみやかに対応をしていただきたいと思います。
また、白髭防災団地内でも黒い土が発見されました。居住者の会員をとおして管理組合に情報提供し、すみやかな除染をしてもらうよう要請します。
新しい情報が入り次第、お知らせします。