0ベクレル給食をめざして | 墨田区の子どもを放射能から守る会

墨田区の子どもを放射能から守る会

〜活動報告ブログ〜

放射能の問題に不安を抱くママパパが集まり、
育児のこと、食生活のこと、放射能問題など
交流することを基本に活動しています♫

連日の更新ですニコニコ

昨日のブログでお伝えしましたが、墨田区から、当会が提出した要望書に回答がよせられました。(担当は児童・保育課)
区は、①現在流通されている食材は、国や県の指示に基づき生産者が検査をしていること、②現在基準を超えるものは出ていないとうこと。③産地の確認と、食材の下処理を慎重にし、④調理済みの給食の測定結果を実施し、現在放射性物質が検出されていない、という4点から、現在保育園で子どもたちが口にする給食は安全であるという判断をしています。(詳しくは前日のブログをご覧ください。)

他の区ではどのような対応をとっているか、比較したく、江東区の状況を調べました。
「NO!放射能 江東こども守る会」
▼給食の産地について
→2011年7月に「保護者の不安にこたえるべく、産地の公表をすること」と通達がでています。保育園に伝えても対応してくれない場合は、区の担当課に連絡すると、その後対応してくれるとのことです。

▼給食の放射能測定について
→墨田区は、調理済みの給食を、各園月1回検査していますが、江東区は給食につかわれる食材を、事前に調査しています。(給食の放射性物質を事前検査へ 7月から江東区)「NO!放射能 江東こども守る会」

▼保育園への弁当・水筒持参について
→墨田区の回答では、給食は慎重な対応をしているため、弁当の持参は必要ないと考えるが、どうしても持参したい場合は、個人が園に相談してくださいというものでした。江東区は区として各園に通達をおろし、区として対応しています。【以下転載】(「NO!放射能 江東こども守る会」)

「区保育課保育係ならびに保育課指導係より、保護者の希望があれば弁当・水筒持参を受け入れるよう柔軟な対応を要請する通達が、7月12日付で出されています。こどもにお弁当・水筒を持たせたいという保護者の方々は各保育園にお問い合わせください。拒否をされた場合は区保育課保育係ならびに保育課指導係までご相談ください。 →区保育課保育係ならびに保育課指導係TEL.03-3647-9111(代表)」

墨田区も、江東区の姿勢から学び、ぜひ答えていただきたいと思います。当会としても引き続き区へ要請していきます。

情報ソースは「しんぶん赤旗」ですが、放射能対策に関して驚く内容があり、紹介させてもらいます。まだ他の新聞には載っていなかったので、明日以降注視したいと思います。

「放射能対策求める陳情ー全会一致で不了承
 神奈川県議会 県民の声聞かず」


墨田区の子供を放射能から守る会



記事が読みにくくてすみません。
記事は「陳情は2011年12月、市民団体や女性団体の各代表がそれぞれ県議会に提出」(原文ママ)したもの。「『横浜の子どもたちを放射能から守る会』は幼稚園・保育園の雨どいや側溝の測定・除染などを要求。『放射能から子どもを守る@横浜」は公立私立学校の給食について、定期的に全放射線核種の検査を実施することなどを求め、「子どもを放射能から守る会@川崎」は保育園・幼稚園などで砂場の砂の入れ替えなどを行なうよう訴え」(原文ママ)たそうです。
「新日本婦人の会(神奈川)県本部は母乳の放射能汚染問題に関する相談窓口の設置など」も求めたそうです。
こういった県民から寄せられた声を、その県民から選ばれた県議会議員さんたち(自民党、民主党、みんなの党、公明党、他無党派選出)は「了承できないと全会一致で議決」しました。
神奈川県議会のホームページを見ても、議論の様子がまだアップされていません。神奈川県も、地域によってはホットスポットもあり、除染が必要な場所は多くあります。給食への対応など、県民から寄せられた切実な声をどうか聞いていただきたいです。
自治体がちがうとここまでちがうのか…とビックリしました。

「横浜の子どもたちを放射能から守る会」元代表(今年5月に会は解散されたそうです)の安田とし子さんは「陳情は私たちが一生懸命作って県議会に出したものです。それに対し、県議会は「常任委員会の議決により不了承と決定しました」と書かれた通知1枚を返してくるだけでした。県民の代表であるはずの県議会には、子どもたちを放射能から絶対に守るという真剣さが求められているのに、残念です」とコメントしています。

本当にそのとおりだと思います。
子どもたちの未来のために、当会も折れずにこれからも頑張ります。
給食や水筒、お弁当持参について、情報をお持ちの方がいましたらご連絡ください♫